京都府京都市下京区、坂本龍馬が好んだという逸話も残る老舗の鶏鍋屋が、鳥彌三 (とりやさ)。創業は天明8年(1788年)、どこまでも濃厚な鶏のスープを満喫できるという「水炊き」が名物料理。高瀬川と鴨川に挟まれた木屋町通にあり、夏は鴨川に面した川床で食事が楽しめるのも魅力のひとつ。
坂本龍馬が好んだという逸話も残る老舗の鶏鍋屋
国の登録有形文化財に指定される建物で味わう料理は、名物の水炊きをメインにしたコース仕立て。
先付けには季節のもの、甘めに仕上げた鶏肝などを味わいつつ、店の名物でもある水炊きの登場を待つ仕組み。
鶏肉は、「丹波のぢどり」と「名古屋コーチン」の中から生後3ヶ月までの雌鳥を吟味して使っています。
水炊きの白濁したスープは、鶏ガラを3日間煮込んだもので、骨付き肉(鶏肉は最も美味しいという理由から骨付き肉を使用)や京菊菜、白菜、豆腐や湯葉、焼き餅などを味わいます。
これでも充分すぎる量だが、最後の雑炊はすべてのうま味が凝縮されており、外せない〆の逸品。
土産用の、水炊きセット(事前予約が必要)もあります。
鳥彌三 | |
名称 | 鳥彌三/とりやさ |
所在地 | 京都府京都市下京区西石垣通四条下ル斉藤町136 |
関連HP | 鳥彌三公式ホームページ |
電車・バスで | 京阪電鉄祇園四条駅から徒歩5分 |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 鳥彌三 TEL:050-5485-2280 |
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