西武特急「ラビュー」、どの座席がおすすめ!?

ラビュー

池袋駅〜西武秩父駅を結ぶ、西武池袋線・西武秩父線の座席指定特急が「ラビュー」。「ラビュー」を予約しても駅に行くと特急列車名は「ちちぶ」、「むさし」となっていて、あくまでも西武001系電車の愛称ですが、「ラビュー」の方が通っている名前です。さて、人気の私鉄特急の「ラビュー」、どの座席がおすすめ!?

まずは「ラビュー」の特徴、座席配置をマスターしよう

1号車には車椅子スペース&1人掛けのシートも(飯能駅発、西武秩父駅行きの状態)

池袋駅で、1階改札口に近い7番線(特急ホーム)から出発。
JR線や地下鉄からの乗り換えで地下の改札からだと少し面食らうかもしれません。

出発時刻が近くなると、7番線(特急ホーム)には人が集まりだし、ワクワク感が広がります。
西武池袋線、西武秩父線沿線に住んでいなければ、初めてみると、その黄色いシート、大きな窓が印象的です。

「ラビュー」(Laview)の名は、「L」は贅沢なリビングルーム(luxurious living room)のような空間、「a」が矢のような速達性(Arrow-like speed)、「view」が大きくとられた窓からの眺望という意味合いです。

以前のレッドアロー(Red Arrow)、そしてニューレッドアロー(New Red Arrow)に比べて、速達性も改善されています。
シートピッチは1070mm。
首都圏を走る普通列車の2階建てグリーン車は970mm(中央線快速・青梅線のE233系は950mm)、在来線の特急グリーン車のシートピッチは、1160mmなので、その中間という感じですが、窓が足元付近まであるためか、実際よりも広く感じ、まさに贅沢なリビングルーム(luxurious living room)を具現化しています。

さてさて、おすすめの座席ですが、西武鉄道のチケットレスサービス「Smooz」(会員登録が便利です)なら、手持ちのスマホ、パソコンでシートマップから好きな座席が選択可能(下の「編成図・座席表」をクリック)。

座席表を見ながら、「自分に最適の座席」を予約

一見して、すぐにわかるのは、1号車(所沢・飯能方面の先頭車両)の座席が少ない点。
実は西武特急「ラビュー」、バリアフリーにも積極的で、1号車には車椅子対応座席と、車椅子対応型の多目的トイレが設置されているのです。
1号車の後部に設けられた広い空間と、ひとり掛けの座席7D、8Dは、車椅子用のスペースということに。

もちろん、車椅子でなければ予約できないわけではなく、妊婦でも、一人旅のひとでもこの席を利用すれば、隣の人に気兼ねなく旅することができます。

ファミリー、カップルなら1号車先頭の1C、1Dがまずはおすすめ。
とくに1Cは、前方の線路などを見ることができる特等席です。

1A、1Bは運転席を見ることができますが、前方の風景を見ることはできず、常に運転手の背中を眺めることになります。

飯能以遠の西武秩父線は、飯能駅でスイッチバックすることも大きなポイント。
つまり、西武秩父線内では最後尾となり、車掌がガラスをブラインド化すると、単なるスリガラスになってしまいます。
そのため、西武秩父線内で先頭の景色を見たい場合は、池袋では最後尾となる8号車、12A、12Bをキープしましょう。

ファミリーで、左右の広い景観を眺めたいという人は、1号車なら2A、2B、3A、3B、2C、2D、3C、3Dと偶数番号からの購入を。
シートを向かい合わせにすれば、柱のないラビューならではのワイドな「view」を楽しむことができます。

発売は乗車日の1ヶ月前の7:00〜。
土休日の池袋発8時、9時台の「ラビュー」の人気座席(1号車1C、1D、8号車の12A、12B)は、瞬殺で売れてしまうので、ご注意を。
その場合は10時台にするか、座席を変えるかの選択になります。

1号車1C、1D
この座席が1号車1C、1D
西武特急「ラビュー」、どの座席がおすすめ!?
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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