六甲山光のアート『Lightscape in Rokko』|2016

山の上に立つ1本の大きな木のような「自然体感展望台 六甲枝垂れ」。
2010年夏に、神戸・六甲山のランドマークとして六甲ガーデンテラスに誕生した新感覚の展望台です。日本建築大賞など数々の受賞歴をもち、国内外で注目されている建築家・三分一博志(さんぶいちひろし)氏の設計で、フレームや壁、床に吉野の森で厳選されたヒノキを使用してつくられています。

自然体感展望台 六甲枝垂れをライトアップ

自然体感展望台 六甲枝垂れ

そのドーム型の展望台を夜間は内側からライトアップ。
1000万色以上の色彩表現ができる最新のLED照明を使って、限りなく自然光に近い光で展望台全体を覆うフレームを内側から照らす光のイベントを実施中です。

2016年2月6日(土)~2月14日(日)=バレンタインデーにあわせて「六甲山光のアート Winter Version」を特別開催。Winter Versionのテーマは、「颪(おろし)」で、「凛として美しい冬の訪れを 告げる六甲颪が空を舞う様を表現」。点灯時間は17:00~20:30。

そして伏見雅之氏による演出で、3月19日(土)から始まるのが『Lightscape in Rokko』。
六甲山の四季を巡る風を光で表現し、六甲山から望む1000万ドルの夜景とともに季節の移ろいを感じる幻想的な光景が展開します。

(1)春バージョン 「薫・風(くんぷう)」
新緑や花々の薫りを乗せた風が吹いているかのように、 そよそよとゆれるライティング。
3月19日(土)~5月31日(火)、点灯時間は18:30~21:00(20:30受付終了)

(2)夏バージョン 「涼・風(すずかぜ)」

盛夏も風涼しい季節。 六甲の谷川に風が吹き抜ける。 時折、 谷から一気に空へとあがるような力強い風。
7月2日(土)~8月31日(水)、点灯時間は19:00~21:00(20:30受付終了)

(3)秋バージョン 「彩・風(あやかぜ)」

紅葉の錦たなびく季節。 澄んだ風が樹々をゆらし、 時には力強く葉を空中に飛ばしてゆく。
9月10日(土)~11月23日(水・祝)、点灯時間は17:00~21:00(20:30受付終了)

(4)冬バージョン 「颪(おろし)」

凛として美しい冬の訪れを告げる六甲颪が空を舞う。
11月26日(土)~2017年1月9日(月・祝)、点灯時間は17:00~21:00(20:30受付終了)

六甲枝垂れDATA

入場料=大人300円、小人200円
営業時間=ライトアップ期間中は記事中を参照
定休日=無休
アクセス:六甲ケーブル山上駅(六甲ケーブルは往復1000円)から六甲山上バス11分(260円)、六甲ガーデンテラス下車(六甲ケーブル下駅へは神戸市バス16系統を利用)
駐車料金:500円
所在地=〒657-0101神戸市灘区六甲山町五介山1877-9
問い合わせ=TEL078-894-2281(六甲ガーデンテラス)

掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

六甲ガーデンテラス

六甲山の山上にあるレジャー施設が六甲ガーデンハウス(入場は無料)。六甲山上の西側一角に広がる展望台、レストラン、ショップからなる施設。シンボルタワーである「見晴らしの塔」とその周辺にある「見晴らしのテラス」は六甲山屈指の夜景の名所。大阪方面

自然体感展望台 六甲枝垂れ

六甲山上の六甲ガーデンテラスに併設された展望台が「自然体感展望台 六甲枝垂れ」。かつてこの地には旧10ヶ国が眺められるという十国展望台がありましたが、それに代わって造られた斬新なフォルムの展望台です(有料施設)。ヒノキの枠により構成される網

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ