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舞阪大太鼓まつり|浜松市|2024

舞阪大太鼓まつり

2024年10月19日(土)~10月20日(日)、浜松市で『舞阪大太鼓まつり』が開催されます。「延喜式神名帳」にもその名が記される式内社・岐佐神社(きさじんじゃ)の例祭で、十五夜(旧暦9月14・15日)に神輿の渡御とともに豊漁を祈願して大太鼓が奉納されます。10月19日12:00~、10月20日8:00~。

明治以降、太鼓は競って巨大化! 最大のものは直径236cm

町内安全と海上安全、豊漁を祈願する岐佐神社の祭礼で、直径1.8mを超える巨大な太鼓をつけた屋台が8台登場。
太鼓屋台が三連の鳥居を勇壮に叩きながら上り下りする場面は、実に圧巻です。

大太鼓は明治中頃は直径2尺(約61cm)、大正時代には4尺(約121cm)ほどのものでしたが、昭和5年に直径6尺弱(約180cm)の大太鼓が使われ、それをきっかけに各町で、次第に太鼓の大きさを競いようになり、昭和9年には直径6尺(約182cm)、昭和12年には7尺2寸(約218cm)という、当時では類をみないほどの大きさの太鼓が作られました。

現在、直径7尺8寸(約236cm)の太鼓が最大。
大きさに比例して音は、地の底から響くような迫力があり、祭礼の代名詞にもなっています。
太鼓を叩くバチ(撥)も巨大で、約1m。男たちは連日、拳に巻きつけた晒(さらし)に血が滲むまで力の限り叩き続けます。

「革の張り替えには100万円近い費用がかかるため、簡単に張り替えることができず、祭りを仕切る年番が回ってきた年に新調する町内が多い」(舞阪大太鼓保存会)とのこと。

旧暦9月15日は大安吉日のハレの日にあたり、月明かりに照らされた大太鼓一行は幻想的ですらあります。

おもなスケジュール

宵祭り(初日)
12:00〜大小の太鼓と手踊りが各町内を練り歩く
21:00〜岐佐神社境内に各町の太鼓が集結

本祭り(2日目)
7:30〜岐佐神社から神輿と大太鼓が出発、階段を下ります
13:30〜稲荷山に神輿と大太鼓が集合
20:40〜岐佐神社に神輿と大太鼓が帰還

漁業者が信仰する岐佐神社の拝殿
舞阪大太鼓まつり|浜松市|2024
開催日2024年10月19日(土)~10月20日(日)、19日12:00~、20日8:00~/毎年旧暦9月14日〜9月15日に
所在地静岡県浜松市西区舞阪町舞阪1973
場所岐佐神社
関連HP岐佐神社公式ホームページ
電車・バスでJR弁天島駅から徒歩15分
ドライブで東名高速道路浜松西ICから約13km
駐車場弁天島海浜公園駐車場(有料)
問い合わせ浜松市西区舞阪協働センター TEL:053-592-2111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

岐佐神社|浜松市

2017年3月21日

 

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