秋保温泉共同浴場

秋保温泉共同浴場

宮城県仙台市太白区秋保町にある秋保温泉(あきうおんせん)は、名取川の清流に湧き、開湯から1200年の越える歴史を誇る日本屈指の古湯。藩政時代には伊達家の湯治場も置かれていました。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、リュウマチ、腰痛、神経痛、関節痛などに効能がある。共同浴場は、以前は元湯が建っていた地。

伊達藩の湯浴み御殿が置かれていた温泉の元湯

秋保温泉共同浴場

地元の人も利用する素朴な銭湯で、男女別の浴室が1ヶ所ずつというシンプルな造り。
浴室は小さく、4~5人入るといっぱいになります。
秋保温泉では日帰り入浴ができる宿があるほか、市太郎の湯(天守閣自然公園)、秋保森林スポーツ公園(森林の湯)なども日帰り入浴が可能ですが、料金が安く、地元の人と触れ合うことができるのが秋保温泉共同浴場です。
ただし、露天風呂を希望の人は、市太郎の湯(天守閣自然公園)、秋保森林スポーツ公園(森林の湯)などへ。

秋保温泉共同浴場に隣接する泉明寺(せんみょうじ)は、円仁(慈覚大師)の開山伝承が伝わる温泉の守護仏です。

秋保温泉は「奥州三名湯」、「日本三御湯」

秋保温泉は鳴子温泉(宮城県大崎市)、飯坂温泉(福島県福島市)とともに「奥州三名湯」に数えられています。
また、皇室の御料温泉にもなり、「名取の御湯」として、別所温泉(信濃御湯)、野沢温泉(犬養御湯)とともに「日本三御湯」にも数えられています((いわき湯本温泉=三函御湯を数える場合も)。
順徳天皇編纂の『八雲御抄』に名湯として記載の9湯のうち、御が付いている3湯が「日本三御湯」とされています。

名称 秋保温泉共同浴場/あきうおんせんきょうどうよくじょう
所在地 宮城県仙台市太白区秋保町湯元薬師100
関連HP 秋保・里センター公式ホームページ
電車・バスで JR仙台駅西口バスプールから秋保温泉または秋保大滝行きバスで54分、秋保温泉湯元下車
ドライブで 東北自動車道仙台南ICから約9.3km
駐車場 4台/無料
問い合わせ TEL:022−398−2774
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
奥州三名湯

奥州三名湯とは!?

飯坂温泉(福島県福島市)、秋保温泉(宮城県仙台市)、鳴子温泉(宮城県大崎市)が「奥州三名湯」。歴史ある飯坂温泉と鳴子温泉には、『奥の細道』途中の芭蕉も入浴しています。また秋保温は、順徳天皇編纂の『八雲御抄』に「名取の御湯」(なとりのみゆ)と

 

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