七百余所神社『村上の神楽』|八千代市

七百余所神社『村上の神楽』

1月15日14:00〜16:00頃、八千代市の七百余所神社(しちひゃくよしょじんじゃ)神楽殿で『村上の神楽』が奉納されます。村上の神楽は、出雲系の神楽の流れで、神話をもとに、農耕村落の五穀豊穣と平安の祈念と感謝を表現。神楽奉納の後に神主が熊笹の束で湯を自ら浴びる『湯立ての神事』(湯立神楽)が執り行なわれます。雨天決行。

祈年祭(毎年1月15日)と例祭(10月9日)に出雲系の神楽を奉納

『村上の神楽』(1月15日の祈年祭と10月9日の例祭に奉納されます)は、本来12座ありましたが、現在9座(修祓、座清め、翁の舞、種おろし、鈿女の舞、湯坐女の舞、玉取り様の舞、恵美寿の舞、みかぼし)のみが伝承されています。
当日、氏子たちが12個の餅を神社に奉納し、代わりに別の1個を持ち帰ります。
残った餅を神楽が終了すると演者たちが見物人に撒きます。

さらに、神楽殿の前に大釜を置き、湯を入れ、神楽の後に神主が熊笹の束で湯を自らの体にかける『湯立ての神事』が行なわれるのです。
つまりは、釜で湯を沸かして掛け踊るという「神様の湯治の場」を表した古式ゆかしい湯立神楽(湯神楽)というわけなのです。
ちなみに『千と千尋の神隠し』のモチーフになったといわれる遠山郷(とおやまごう=長野県飯田市)の『霜月祭』も湯立神楽です。

七百余所神社は鎌倉時代の創建で、七百余の神々を祀る神社。
境内には直径20m、高さ3mの円墳(七百余所神社古墳)もあり、ケヤキの大木が覆う参道も歴史を感じさせてくれます。

七百余所神社『村上の神楽』|八千代市
開催日時 1月15日14:00〜16:00頃
所在地 千葉県八千代市村上433
場所 七百余所神社
関連HP 八千代市公式ホームページ
電車・バスで 東葉高速鉄道八千代中央駅から東洋バス米本団地行きで、村上神社前下車、徒歩1分
ドライブで 東関東自動車道千葉北ICから約8km
駐車場 村上第一公園駐車場を利用
問い合わせ 八千代市社会教育課 TEL:047-483-1151
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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