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東大寺・鐘楼

東大寺の梵鐘は、大仏開眼と同年の752(天平勝宝4)年の鋳造といわれ、高さ3.86m、口径2.71m、重さ26.3tの大鐘。平重衡(たいらのしげひら=平清盛の五男)の南都焼討で焼失後、鐘を吊るした鐘楼は鎌倉時代の承元年間(1207〜1210年)に東大寺の大勧進・栄西(ようさい)禅師により再建されたもの。鐘は日本三大梵鐘のひとつです。

梵鐘は大仏開眼と同年の鋳造で国宝

俊乗堂と念仏堂にはさまれた鐘楼ヶ丘に建つのが鐘楼。

大きな釣鐘であるところから古来、東大寺では大鐘(おおがね)と称しています。
東大寺の鐘楼と梵鐘はともに国宝に指定。

鎌倉時代の武将・朝比奈三郎が梵鐘を撞いたところ三日三晩、鐘の音がなりやまなかったのでその後は鐘木(しゅもく)があたる撞座(つきざ)の下を撞くようになったという伝説が残されています。

大鐘は、1070(延久2)年と1096(永長元)年に地震のため落下し、さらに1239(延応元)年には龍頭が切れて転落していますが、すぐに修理され、現在に伝わっています。

東大寺は「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録。

東大寺・鐘楼
名称 東大寺・鐘楼/とうだいじ・しょうろう
Todaiji Temple Shorou/The belfry,Bronze bell
所在地 奈良県奈良市雑司町406-1
関連HP 東大寺公式ホームページ
電車・バスで 近鉄奈良線・JR奈良駅から奈良交通バス市内循環で4~7分、大仏殿春日大社前下車、徒歩5分
ドライブで 京奈和自動車道木津ICから約6.4kmで県営登大路南駐車場
駐車場 県営奈良登大路自動車駐車場(275台/有料)
春秋の観光シーズンには県営奈良大仏殿前自動車駐車場は観光バス専用となるため注意を
問い合わせ 東大寺寺務所TEL:0742-22-5511/FAX:0742-22-0808
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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