帯解寺

帯解寺

奈良市今市町にある帯解寺(おびとけでら)は、天安2年(858年)創建の古刹で、創建当初は霊松山と呼ばれていました。文徳天皇の皇后、藤原明子(ふじわらのあきらけいこ)が本尊の子安地蔵菩薩(国の重要文化財)に祈願し、惟仁親王(後の清和天皇)を出産されたと伝わります。

文徳天皇、徳川家光の側室も安産祈願し、見事に世継ぎが誕生

帯解寺

皇子誕生を喜んだ文徳天皇は天安2年(858年)、伽藍を建立。
寺号を、無事帯が解け安産であったことにちなみ、帯解寺に改めたのです。

こうして日本最古の安産・求子(ぐし)祈願の寺として信仰を集めました。
近世になってもその信仰は衰えることがなく、3代将軍・徳川家光にも世継ぎが生まれなかったので、側室のお楽の方(宝樹院)が帯解寺の本尊に祈願したところ、めでたく竹千代丸(後の4代将軍・徳川家綱)を安産、寛文3年(1663年)には徳川家綱自ら手水鉢の寄進がありました。

例年3月上旬には春日赤童子や虚空蔵菩薩、三面六臂大黒天などの秘仏が公開されています。
4月24日には『小野小町忌』が執り行なわれています。
小野小町の恋人ともいわれる僧正遍昭(そうじょうへんじょう=三十六歌仙の一人で、小野小町との間に贈答歌が存在)に会う際、帯解寺に立ち寄ったとされ、江戸時代の案内書である『南都名所集』にも帯解寺境内に小町を祀る祠が描かれているため、寺では平成18年に新たに祠を建立し、毎年4月24日に『小野小町忌』が行なわれています。

7月23日〜24日は『帯解子安地蔵会式大法会』。
また11月上旬には寺宝の特別公開が行なわれています。

安産祈祷、求子祈祷は当日先着順に受付。

帯解寺 DATA

名称 帯解寺/おびとけでら
Obitokedera Temple
所在地 奈良県奈良市今市町734
関連HP 帯解寺公式ホームページ
電車・バスで JR帯解駅から徒歩3分
ドライブで 西名阪自動車道天理ICから約5km
駐車場 50台/無料
問い合わせ TEL:0742-61-3861/FAX:0742-63-0825
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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