奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派の寺、佛隆寺(仏隆寺)。 空海(弘法大師)が唐から持ち帰った最古の茶を栽培したと伝える古刹ですが、境内に咲く佛隆寺の千年桜は、奈良県の天然記念物に指定されています。ヤマザクラとエドヒガンの雑種であるモチズキザクラの一種で、参道の石段にまで枝を垂らした樹齢900年を超える古樹です。
モチヅキザクラの巨木は、奈良県随一の桜の古木
嘉祥3年(850年)創建と伝えられる佛隆寺(仏隆寺)。
大和茶発祥伝承地にふさわしく野生化した丸葉の茶樹が自生していますが、樹高16m、根回り6.6mの千年桜は、根元近くで11本の枝に分かれ、周囲を圧倒する貫禄があります。
見頃は例年4月中旬頃で、毎年4月第3日曜は千年桜の花見会が開催されています。
佛隆寺の千年桜 | |
名称 | 佛隆寺の千年桜/ぶつりゅうじのせんねんざくら |
所在地 | 宇陀市榛原赤埴1684 |
関連HP | 宇陀市公式ホームページ |
電車・バスで | 近鉄榛原駅から奈良交通曽爾村役場行バスで13分、高井下車、徒歩40分 |
ドライブで | 名阪国道針ICから約16km |
駐車場 | 10台/無料 |
問い合わせ | 宇陀市商工観光課 TEL:0745-82-2457 |
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