栃堀巣守神社『裸押合大祭』|長岡市

栃堀巣守神社『裸押合大祭』

毎年2月第2土曜18:30〜、新潟県長岡市で栃堀巣守神社『裸押合大祭』が行なわれます。天正年間(1573年〜1593年)、上杉謙信が崇め奉じた毘沙門天を栃堀巣守神社に祀り、戦勝祈願、五穀豊穣を祈願したのが始まりという祭礼。天窓から撒かれる福札を下帯一本の男衆が奪い合うという勇壮な祭りです。毎年2月第2土曜に開催。

押し合いの最中に270枚の福札を奪い合う

わらじ履きで下帯一本の男衆が、20㎏の大ローソクを先頭に本堂になだれ込み、「サンヨ!(撒与)、サンヨ!」「押ッセ!、押ッセ!押ッセヤイ!」の掛け声とともに、体をぶつけ合います。押し合いの最中に270枚の福札が天窓から撒かれ、それを奪い合う勇壮な祭り。
ほてった体を冷ますため、境内にある湧き水に飛び込む姿は、祭りを一層盛り上げてくれます。

ちなみに栃尾城(長岡市栃尾)は、戦国大名・上杉謙信が青年期を過ごした「上杉謙信旗揚げの地」です。

南魚沼市の浦佐毘沙門堂『裸押合大祭』(3月3日)と双子の関係で、御本尊の御神木は、同じ椿の木で作られています。
浦佐毘沙門堂の『裸押合大祭』には坂上田村麻呂が士気を鼓舞して始めたという言い伝えがあります。

栃堀巣守神社『裸押合大祭』|長岡市
開催日時 毎年2月第2土曜18:30〜
所在地 新潟県長岡市栃堀2768
場所 栃堀巣守神社
関連HP 栃尾観光協会公式ホームページ
ドライブで 関越自動車道中之島見附ICから約21km、長岡ICから約25km
問い合わせ 栃堀ふるさと交流会館(栃堀区事務所) TEL:0258-52-3521
栃尾観光協会 TEL:0258-51-1195
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

画像協力/公益社団法人新潟県観光協会

 

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