1月7日7:00頃〜、木更津市の中島海岸で『ぼん天立て』が行なわれます。毎年、1月7日未明(日の出時刻)、中島区の若衆たちが掛け声も勇ましく厳寒の海へ飛び込んで、5m余りの孟宗竹の先に御幣(ごへい)を付けた「梵天」を海中に立てるという勇壮な行事で、国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選定。
江戸時代に始まる歴史ある行事
「梵天」を海中に立てる間、海岸では、地元の水神宮を尊崇する出羽三山講の行者たちが般若心経(はんにゃしんきょう)を唱え、五穀豊穣、浜大漁などを祈願します。
江戸時代の元禄年間(1688年〜1703年)、中島の沖で幕府の御用船が難破し大錨を紛失。
中島の住民に嫌疑がかけられましたが、出羽三山の行者が海岸に梵天を立てて祈祷したところ錨が発見されたという故事に因むもの。
この年に成人を迎える若者が中心となる成人儀礼として300年以上続いてきた民俗行事で、「木更津中島の梵天立て」として国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財にも選定されています。
中島海岸『ぼん天立て』|木更津市 | |
開催日時 | 1月7日7:00頃〜(日の出の時間に合わせて実施) |
所在地 | 千葉県木更津市中島 |
場所 | 中島海岸 |
関連HP | 木更津市公式ホームページ |
電車・バスで | JR内房線巌根駅からタクシーで10分 |
ドライブで | 東京湾アクアライン木更津金田ICから5分 |
駐車場 | あり |
問い合わせ | 木更津市観光協会 TEL:0438-22-7711 |
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