初詣、300万人の人出予想の成田山新勝寺、1月7日の『七草御印紋』にも注目を

初詣の人出としては全国トップクラスとなる成田山新勝寺（千葉県成田市）。門前町も大賑わいとなりますが、初不動の1月28日まで初詣となるので、混雑を避けたい場合は3が日を外すのも賢明。注目は1月7日の『七草御印紋』（ななくさごいんもん）、1月8日の『大般若会』（だいはんにゃえ）です。

御護祈祷の事前申込も可能

1月7日の『七草御印紋授与』は、不動明王の姿を表す梵字が刻まれた朱印を額に押し、無病息災・身体健全・学業成就を祈念する成田山の伝統行事で、誰でも参加することができます。

大般若会は、『大般若経転読会』（だいはんにゃきょうてんどくえ）ともいわれ、大般若経600巻の経題を読み上げ、経典一巻一巻を転読する法会。
経典を転読する風にあたると、1年間無病息災の御利益をいただけるということから、参列するのもおすすめです。

成田山新勝寺でおすすめは『新春特別大祈祷会』（御護摩料5000円〜）で、元日は0:00〜、1月2日〜1月31日は6:00〜執り行なわれます。
境内各所の御護摩受付所で用紙に記入して受付完了。
境内受付も大混雑となるので、事前申し込みの利用が便利（HPから｢御護摩札お願い用紙｣をダウンロードして印刷し、願いごと・祈祷時間など確認、必要事項を記入してFAXで送信／参拝日の1ヶ月前から10日前まで）。

厄除けのご祈祷は薬師堂で（初穂料7000円〜）。
元日は0:00〜18:30、1月28日までは6:00〜18:30となっています。

成田山新勝寺

高幡山金剛寺（高幡不動尊）、雨降山大山寺（大山不動尊）と並び、関東三大不動に数えられるのが成田山新勝寺。真言宗智山派の大本山で、開山は天慶3年（940年）。新皇を名乗り反乱軍を起こした平将門（たいらのまさかど）の乱を平定後、朱雀天皇（すざく