全国唯一、駅名に猫の入った黒部峡谷鉄道・猫又駅に、今だけ下車可能！

全国で唯一、駅名に猫の文字が入った黒部峡谷鉄道トロッコ電車・猫又駅（富山県黒部市）。猫又駅は関係者のみが利用する途中駅で下車は不可でした。能登半島地震の影響で不通区間が生じ、目下、猫又駅で折り返し運転が行なわれているため、下車不可の駅が暫定的に下車可能となっているもの。

「今しか降りられない駅」　として話題に

電源開発と、ダムの維持管理用に黒部峡谷沿いに敷設された鉄道を観光にも利用する路線のため、鉄道を運営する黒部峡谷鉄道も関西電力の完全子会社。
これまで、猫又駅は、列車交換（行き違い）での停車はあるものの、観光客は下車することができませんでした（近隣の関西電力の黒部川第2発電所、新黒部川第2発電所関係者などが利用）。

2024年正月に発生した能登半島地震で鐘釣橋が落石被害を受けたため、宇奈月駅〜欅平駅（けやきだいら駅）間（20.1km）のうち、猫又駅〜欅平駅（8.3km）が不通に。
2024年度は暫定的に宇奈月駅〜猫又駅間（11.8km）での営業になっています。

猫又駅は通常の駅と違ってホームが短かったため、100mの臨時ホームを設置し、10月5日（土）から使用を開始、下車することができるようになりました。
来年度の運行は、鐘釣橋の修復の進み具合によりますが、鉄道ファンなどの間では、「今しか降りられない駅」として話題になっています。

下車可能といってもまさしく秘境駅なので、20分ほど後の折り返し電車に乗車することになります。

黒部峡谷鉄道（トロッコ電車）

富山県黒部市、宇奈月温泉にある宇奈月駅から黒部川の峡谷沿いに上流の欅平駅（けやきだいらえき）までの20.1kmを結ぶのが黒部峡谷鉄道（トロッコ電車）。もともとは黒部川の電源開発のために敷設された軽便鉄道で、日本に3社4路線しかないナローゲー

愛猫を「猫又駅名誉助役」に！　黒部峡谷鉄道が愛猫の写真を大募集！

2024年、黒部峡谷鉄道は能登半島地震の影響で鐘釣橋が落石被害を受け、猫又駅〜欅平駅（8.3km）が不通に。宇奈月駅〜猫又駅間（11.8km）での営業で、通常は下車できない猫又駅での下車利用を記念して、2024年10月22日（火）～11月2