立岩(人面岩)

立岩(人面岩)

新潟県佐渡市滝脇、佐渡の真野湾沿い、越の長浜にある奇岩が、立岩(人面岩)。海岸にある高さ10mほどの緑色を帯びた安山岩(マグマが冷えて固まった火成岩)ですが、立岩という正式名より、近年は人面岩として注目度もアップしています。

金鉱床を生み出した2000万年前の火山活動を今に伝える奇岩

国土地理院の2万5000分の1地形図にも、立岩と記載される巨岩。
2000万年前、火山活動の影響で地下に金鉱床が誕生し、300万年前に日本海の海底の一部が持ち上がり島になったという佐渡ヶ島ですが、はるか昔の火山活動を今に伝える火成岩(安山岩)が、立岩なのです。

海岸の奇岩ですが、佐渡金山の金鉱床にも通じる太古の歴史を秘めているため、佐渡ジオパークのジオサイトにもなっています。

取材協力/佐渡観光交流機構

【佐渡ジオパーク推進協議会】ぶら~り ジオパークだっちゃ! 第2回「人面岩」編
立岩(人面岩)
名称 立岩(人面岩)/たていわ(じんめんいわ)
所在地 新潟県佐渡市背合
関連HP 佐渡市公式観光情報サイト
電車・バスで 小木港から新潟交通佐渡バスで41分、背合下車、徒歩3分
ドライブで 小木港から約19km。両津港から約21km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 佐渡観光交流機構 TEL:0259-27-5000/FAX:0259-23-5030
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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