新潟県燕市大川津、越後平野を水害から守るため、信濃川の水を分流する大河津分水が大正11年8月25日に通水されますが、分流地点、信濃川の河口から60km地点に大正11年に築かれた堰が、大河津分水洗堰(おおかわづぶんすいあらいぜき)。現在の洗堰は、平成12年に完成した2代目です。
平成12年に完成した2代目の洗堰は、古城のような外観
初代の大河津分水洗堰、堰柱26基が連なり、27門のゲートを有する全長146mという大規模な鉄筋コンクリート造りの堰(ダム)で、信濃川本川への流量を調節していました。
大正11年築の洗堰は老朽化が進み、安全性も危惧されたことから、隣接する地に新洗堰を築き、平成12年に完成。
表面には自然石を張るなど自然との一体化を図っているため、古城のような独特のフォルムになっているのです。
魚道観察室もあり、魚の遡上状況を観察できます。
国の登録有形文化財に指定された鉄筋コンクリート造りの旧大河津分水洗堰(きゅうおおかわづぶんすいせんせき)は、大河津分水洗堰の北側の旧河道に保存されています。
大河津分水洗堰 | |
名称 | 大河津分水洗堰/おおかわづぶんすいあらいぜき |
所在地 | 新潟県燕市大川津 |
関連HP | 燕市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR分水駅から徒歩35分 |
ドライブで | 北陸自動車道栄スマートICから約9km、三条燕ICから約11km |
駐車場 | 大河津分水さくら公園駐車場を利用 |
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