毎年、正月には神戸港に「日本丸」、「海王丸」が並ぶ！

独立行政法人海技教育機構が保有する練習船（帆船）が「日本丸」（2代目）、「海王丸」（2代目）。世界でも有数の高速帆船として知られる「日本丸」と「海王丸」が、年末〜年始にかけて神戸港に2隻が並んでいます。は、「日本丸」は2025年1月6日（月）14:00、「海王丸」が1月7日（火）14:00に神戸港を離れます。

新港第一突堤に2隻並ぶ姿は壮観！

1984年9月16日に就航した2代目「日本丸」（2570t）と、1989年9月15日就航の2代目「海王丸」（2556t）。
全長110m超の帆船が、新港第一突堤に2隻並ぶ姿はなかなか壮観です。

船首像、船体に入る青いラインの濃さ、船名の文字の色、救命艇の色など微妙に異なる2隻で、見比べることのできる貴重な機会となっています。

「日本丸」、「海王丸」などの東京港、横浜港、大阪港、神戸港などへの寄港予定は独立行政法人海技教育機構のHP「練習船行動予定」に掲載されています。

2025年1月6日（月）13:00～13:30の「日本丸遠洋航海出航式」では、実習生・乗組員が見送りに来た人に敬意を表し、登舷礼（とうげんれい）も実施。
神戸市消防音楽隊による歓送演奏も予定されています。

現在、船長・機関長ら士官・乗組員50名と、高等専門学校航海科94名（内女子22名）が乗船し、2024年10月1日から2025年2月28日までの6ヶ月間の乗船実習中。2025年1月6日（月）〜2月8日（土）の間、3級海技士（航海）取得要件である遠洋航海に臨み、国際海上交通の要衝であるシンガポール港に寄港予定。
航海の途上、天文航海の他、船舶の運航及び保守に関する技術を習得し、シーマンシップや長い航海を一丸となって乗り切る結束力を学んでいます。