3月最終土・日曜10:00〜16:00、西尾市の養寿寺で『矢田のおかげん』が行なわれます。養寿寺は大同元年(806年)創建と伝わる古刹で徳川家康の大伯母、吉良義安夫人の矢田姫(やたひめ)が当寺に埋葬され、徳川家康ゆかりの寺ともなっています。釈迦の命日(旧暦2月15日)に近い3月最終日曜に行なわれる釈尊涅槃会です。
「おかげん」とは御管弦のこと
釈迦の命日に行なわれる釈尊涅槃会は、読経に合わせて笙(しょう=雅楽などで使う管楽器)・笛・太鼓などの管弦が奏され、江戸時代から『矢田のおかげん』と親しまれています。
「かげん」とは管弦楽のこと。
江戸時代の飢饉の際、人々は音楽を奏でることで安泰や繁栄を祈ったもの。
さらに釈迦の命日に管弦楽付の涅槃会が許可されたことから始まったと伝えられています。
寝釈迦さまのご開帳が行なわれる他、境内では「寺マルシェ」が開かれ、たくさんの露店と多くの人々で賑わいをみせます。
養寿寺『矢田のおかげん』|西尾市 | |
開催日時 | 3月最終土・日曜10:00〜16:00 |
所在地 | 愛知県西尾市下矢田町郷2 |
場所 | 養寿寺 |
関連HP | 西尾市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | 名鉄西尾駅から名鉄東部交通バスで下矢田下車、徒歩10分。または、名鉄福地駅から徒歩30分 |
ドライブで | 東名高速道路岡崎ICから約22km。または、伊勢湾岸自動車道豊明ICから約24.5km。衣浦豊田道路新林ICから約18.9km |
問い合わせ | 養寿寺 TEL:0563-59-7350 |
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