上高地、穂高神社(ほたかじんじゃ)の奥宮の神域内にあり、荘厳なムードを漂わせる明神池(みょうじんいけ)。ここは穂高神社の神域なので、拝観料を入口で支払い、散策します。針葉樹林に囲まれたひょうたん形の池で、池畔には遊歩道も整備されており、池ではイワナやマガモも観察できます。上高地バスターミナルからは徒歩で1時間ほど。
明神岳や前穂高岳を眺望する穂高神社奥宮の神池
明神池は一之池と二之池、大小2つからなる池で、梓川の古い流路が、明神岳からの崩落によって生まれた堰止湖。
伏流水が湧き出ているため、冬でも凍結しません。
池の入口(穂高神社奥宮参道入口)には、明治26年、ウォルター・ウェストン(Walter Weston)を前穂高岳に案内したことをきっかけに、槍穂高のガイドを担った上條嘉門次ゆかりの小屋が現存(国の登録有形文化財)。
宿泊できるだけでなく、囲炉裏で焼かれた岩魚やそばを味わうこともできます。
穂高神社奥社の『御船神事』
10月8日に明神池で行なわれる『御船神事』(おふねしんじ)は穂高神社が海神族の守り神だったことを今に伝える祭事。
安曇野を拓いた安曇氏(あずみうじ=阿曇氏)は海神である綿津見命(わたつみのみこと)を祖とし、古代、北九州で活躍した海人族だったのです。
『御船神事』は、雅楽が奏でられるなか、龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)の2艘の御船を池に浮かべる雅な祭り。
穂高にある本宮の『御船祭』は9月27日に斎行。
安曇野を拓いた安曇氏(あずみうじ=阿曇氏)は海神である綿津見命(わたつみのみこと)を祖とし、古代、北九州で活躍した海人族だったのです。
『御船神事』は、雅楽が奏でられるなか、龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)の2艘の御船を池に浮かべる雅な祭り。
穂高にある本宮の『御船祭』は9月27日に斎行。
明神池 | |
名称 | 明神池/みょうじんいけ |
所在地 | 長野県松本市安曇上高地 |
関連HP | 上高地公式ウェブサイト |
電車・バスで | 松本電鉄新島々駅から松本電鉄バス上高地行きで1時間10分、終点下車、徒歩1時間 |
ドライブで | 長野自動車道松本ICから約33kmで沢渡地区駐車場。路線バス・タクシーで上高地へ(マイカー規制実施中)。上高地バスターミナルから徒歩1時間 |
駐車場 | 沢渡地区駐車場(2156台/有料) |
問い合わせ | 松本市安曇支所 TEL:0263-94-2301 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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