穂高神社の御船祭り(安曇野市穂高)

「御船祭り」は、安曇野に暮らす人々の祖先である安曇族(あずみぞく)が、海から内陸までを船で自在に行き来していた海人(あま)族であったという証(あかし)。紀元6世紀ごろに安曇野へ移住、船によって大陸の文化を運んでいたと推測される安曇族の先祖伝来の祭りです。

穂高神社の境内で大人船2隻が船体をぶつけるのがクライマックス

穂高神社では、稔(みのり)の秋である毎年9月26日・27日に『御船祭り』が斎行されます。
7世紀中期に活躍した安曇比羅夫(あづみひらふ)が高句麗(古代に朝鮮半島にあった国家)が唐の攻撃を受けると、百済を救援するための軍の将軍となり、百済に出兵し、白村江(はくすきのえ)で戦死したことを追悼する祭りともいわれています。

663年8月27日・28日の白村江の戦いで戦死したとされる安曇比羅夫。8月27日を月遅れ(新暦)に置き換えれば9月27日。まさに安曇比羅夫を追悼する行事というワケなのです。

御船は大人船(おとなぶね)が2艘(穂高区の睦友社、穂高町区と等々力町区の健壮団)、子供船が3艘(穂高区、穂高町区、等々力町区)が出されます。
5隻の御船は、各町内を回った後に穂高神社に集結。
祭りのクライマックスには、穂高神社の境内で大人船2隻が、その船体を豪快にぶつけ合うシーンです。

「穂高神社の御船祭りの習俗」として平成21年(2009)4月20日に長野県無形民俗文化財に指定されています。

穂高神社・御船祭
↑穂高の田園地帯や住宅街を練り歩く

穂高御船祭り
↑穂高神社の境内で大人船2隻が船体をぶつけ合うクライマックスシーン

穂高神社の御船祭り DATA

開催日 9月26日〜9月27日
開催時間 宵祭り=9月26日8:00、本祭り=9月27日15:00
所在地 長野県安曇野市穂高6079
場所 穂高神社
電車・バスで JR穂高駅から徒歩3分
ドライブで 長野自動車道安曇野ICから県道310号を5km走った柏矢町交差点から国道147号を2km
駐車場 50台(臨時駐車場もあり)/無料
問い合わせ 穂高神社TEL:0263-82-2003/FAX:0263-82-8770
安曇野市観光協会TEL:0263-82-3133

 

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