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西穂山荘テント場

西穂山荘

長野県松本市、西穂高岳(標高2908.8m)から焼岳へと続く稜線上、標高2367mに位置するのが西穂山荘。北アルプス南部では唯一通年営業している山小屋(個室も完備)で、小屋前にある西穂山荘テント場は、アルプス初心者のキャンプ地としても絶好です。新穂高ロープウェイを利用すれば西穂山荘へは1時間30分ほどの登山で到達。

西穂山荘前に30張程度の貴重なキャンプスペースが

設営の受付は西穂山荘で

テント場から乗鞍岳などを眺める雲上の別天地ですが、下界の充実したキャンプ場とは異なり、あくまで山小屋前に25張〜30張程度のスペースがあるだけ。
到着順に埋まっていくので、夏山シーズンや紅葉シーズンの週末はテント場がいっぱいになってしまい、設営ができなくなる場合があるので、早い到着がおすすめです(指定された幕営地以外でのテントの設営は固く禁じられています)。

利用料金は西穂山荘(別館レストハウスで受付)に支払いますが、屋外トイレ利用料などが含まれています(水は山荘で販売=水は沢からポンプで汲み上げているため貴重です)。
テント泊の場合は、西穂山荘での朝夕の食事、弁当の注文はできませんが、別館レストハウスの売店・喫茶の利用は可能で、山荘名物の「西穂らーめん」やカレーを味わうことができます(ラーメンなどの軽食は昼時に営業)。

夏山シーズン中には東邦大学医学部の夏山診療所も開設されるので、少し安心感があります(ボランティア活動の一環で実施しているため受診料は無料です)。

西穂山荘から西穂独標(にしほどっぴょう=2701mの独立標高点)、西穂高岳へは本格的な登山コース、その先、奥穂高岳へは熟達者向けの日本アルプス屈指の難コースとなっているので、安易な入山はできませんが、西穂山荘から徒歩10分の丸山は、ご来光(日の出)を眺めるにも最適の場所で、笠ヶ岳や西穂高岳を眺望。
登りはかなり急ですが、上高地を眼下に、振り返ると西穂山荘から、焼岳、乗鞍岳へと稜線が連なっています。

西穂山荘のモルゲンロート(朝焼け)
西穂山荘テント場
名称 西穂山荘テント場/にしほさんそうてんとば
所在地 長野県松本市
関連HP 西穂山荘公式ホームページ
電車・バスで 新穂高ロープウェイ西穂高口駅から徒歩1時間30分
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

新穂高ロープウェイ

新穂高温泉と穂高連峰の西穂高岳中腹を結ぶ山岳ロープウェイ。標高1117mの新穂高温泉駅と標高1305mの鍋平高原駅を結ぶ第1ロープウェイ(所要時間5分)、標高1308mのしらかば平駅と標高2156mの西穂高口駅を結ぶ第2ロープウェイ(所要時

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