うなぎ割烹北御門

長崎県諫早市八天町にある明治16年創業の老舗うなぎ料理店がうなぎ割烹北御門（うなぎかっぽうきたみかど）。この店ではうなぎは関東風に背割りし、それでいて関西風に活から一気に焼き上げ、できあがった蒲焼を京都の赤楽焼の器に盛り付け、これを火にかけ軽く蒸しています。

諫早名物「楽焼うなぎ」を味わう

赤楽焼の器は二重底で底に湯を入れ、その蒸気で蒲焼が蒸れることで身も皮もふっくらとし、口の中でとろけるような食感が生まれるのだとか。
赤楽焼（土の密度が低く熱伝導率が小さい）を使うのは、熱がゆるやかに、ちょうど良い加減で伝わり、かつ保温性が高いからだと推測できます。

うなぎも大きさに拘る人がいますが、使用するうなぎの大きさは、「4匹で1Kgになるやや小さ目のものを使っています。この大きさが脂とタレののりが一番いい」とのこと。

うなぎは個体差が大きいため、職人がそれを見極めて、脂をうまく落として、ふわっととろける食感に仕上げることが重要に。
「活き・焼き・タレ」にこだわるから、うなぎの大きさにも目配りしているのです。

使ううなぎも、店主自らが鹿児島、宮崎の養鰻場に出向き、良質なものを厳選。
諫早の地下水に2日ほどくぐらせて使っています。

「インターネットショッピング店」も用意。
肉まんのあんがうなぎ蒲焼、黒ごま、ごぼう、きくらげになった「うなぎまんじゅう」も人気です。

うなぎ割烹北御門
名称	うなぎ割烹北御門／うなぎかっぽうきたみかど
関連HP	うなぎ割烹北御門公式ホームページ

電車・バスで	島原鉄道本諫早駅から徒歩8分
ドライブで	長崎自動車道諫早ICから約5km
駐車場	30台／無料
問い合わせ	うなぎ割烹北御門 TEL:0957-22-0167／FAX:0957-21-0327
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。