岡山県県北西部、新見市井倉にあり、高梁川(たかはしがわ)の両岸に高さ250mもの絶壁となって約8kmも続く峡谷が井倉峡。これは、高梁川が阿哲石灰岩層群(秩父古生層)、三郡変成岩類(変成された秩父古生層)で構成されるカルスト地形の阿哲台(あてつだい)を削ってできたもので、古くは阿哲峡とも呼ばれていました。
落差60mの絹掛の滝も落ちる
天文21年(1552年)頃から昭和3年の伯備線全通まで、新見から物資の輸送に高瀬船を利用し(高梁や成羽川の成羽などは川湊として発展)、昭和4年に井倉峡、井倉洞を訪れた歌人の与謝野晶子も「切ぎしは ひところすぐに天そそり もみじも身をばうすくしてよる」と詠んでいます。
周辺には落差60mの絹掛の滝や、総延長1200mの巨大鍾乳洞「井倉洞」などの見どころも豊富。
紅葉の名所でもあり、例年の紅葉の見頃は11月中旬~11月下旬頃。
井倉峡 | |
名称 | 井倉峡/いくらきょう |
所在地 | 岡山県新見市井倉 |
関連HP | 新見市観光協会公式ホームページ |
ドライブで | 中国自動車道新見ICから国道180号を高梁方面へ15km |
駐車場 | 絹掛の滝駐車場(10台/無料) |
問い合わせ | 井倉洞 TEL:0867-75-2224/FAX:0867-75-2317 |
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