戦場ヶ原、小田代原、千手ヶ浜、西ノ湖など奥日光では熊の出没が数多く、日光湯元ビジターセンターでは寄せられた目撃情報をもとに地図にプロット。月別の目撃情報として公表しています。なかには距離3mというニアミス状態もあって、かなりヒヤリとした事態も発生していることがわかります。
日中に目撃されることも多いので、夏場は注意が必要
赤沼・戦場ヶ原と湯ノ湖を結ぶ戦場ヶ原自然研究路を歩く人からの目撃情報、さらには西ノ湖、千手ヶ浜を訪れる人、小田代原のカメラマンなどから目撃情報が集まっています。
ファミリーなどで戦場ヶ原自然研究路を歩く際にも、声を出しながら、できれば熊よけの鈴などの携行が望ましいでしょう。
クマの活動が活発になる夕方や早朝は、とくに注意が必要ですが、「近年は時間帯や天候に関係なく、日中に目撃されることも多い」(日光湯元ビジターセンター)とのこと。
冬眠明けの5月くらいから目撃情報があり、当初は千手ヶ浜方面でしたが、8月になって戦場ヶ原の出没が多くなっています。
単純に8月を比較しても目撃エリアはほぼ重なっているので傾向と対策は可能かと思われます。
9月には比較的に目撃数は減り、10月にはほぼゼロとなっています。
奥日光の熊出没は、日光湯元ビジターセンターの月別「目撃情報」で確認を! | |
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