沖縄県南城市知念久高、「神の島」といわれ、アマミキヨが降臨したという琉球開闢(りゅうきゅうかいびゃく)の伝説を今に伝える久高島。島北部の海岸沿いにある全長600mほどの遊歩道が、久高島ロマンスロード。2人並んで歩くだけの幅しかないことが名の由来です。
サイクリングにも絶好の道
小さな岬には東屋が配され、ウチパーラという浜への入口に。
ロマンスロード沿いには、ウガン浜、ウチパーラ、ウディ浜など小さな浜が連続、ウディ浜と呼ばれる小さなビーチが人気ですが、浜までは段差があるため降り立つのはかなり危険。
久高島は全島が琉球石灰岩で、最高点でも17.5mしかありません(海成段丘も1面のみ)。
ロマンスロード沿いには比較的に海食崖の発達もない場所ですが、浜辺に降り立つには数mのギャップがあります。
琉球王国時代において最高の聖域だった島のため、開発から免れ、自然の植生が残されています。
海崖地植生などの海岸植物群落、風衝低木林に囲まれた東屋周辺の芝地でのんびりするのもおすすめです(久高島の海岸植物群落は国の天然記念物に指定されています)。
徳仁港でレンタサイクルを借りれば(久高島振興会などか貸出)、平坦な島なので島内観光に便利です。
久高島ロマンスロード | |
名称 | 久高島ロマンスロード/くだかじまろまんすろーど |
所在地 | 沖縄県南城市知念久高 |
関連HP | 沖縄観光コンベンションビューロー公式ホームページ |
電車・バスで | 徳仁港から徒歩30分 |
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