沖縄県島尻郡北大東村、北大東島の黒部岬の東にあるのが、大東ピラミッド。隆起サンゴ礁(大東隆起環礁)で形成される島のため、海岸部を掘り込んで漁港を整備していますが、その時の石灰岩(サンゴ)をピラミッド型に積んだもの。海岸沿いに3基のピラミッドが並んでいて、壮観。
「日本最南のピラミッド」は、石灰岩を積んだ人工物
海岸沿いの外周道路からピラミッドとなった台地の上に車道も通じているので、車で到達することもできます。
しかも大東ピラミッドには、本場を思わせる階段、さらには一定間隔で踊り場も付けられており、ピラミッドと称するにふさわしいフォルムに。
まさに「日本最南のピラミッド」です。
北大東村のガイドマップにも掲載され、観光名所のひとつになっています。
近くには石灰岩の布積で築かれた国の登録有形文化財に指定の下坂村大衆浴場遺構(旧東洋製糖下阪浴場風呂場)もあり、燐鉱採掘時代の島住民の生活を物語る貴重な遺構になっています。
大東ピラミッド | |
名称 | 大東ピラミッド/だいどうぴらみっど |
所在地 | 沖縄県島尻郡北大東村 |
ドライブで | 北大東空港から約4km |
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