鴨川の絶品おらが丼を探せ!vol.1「地魚磯料理うおまさ」

鴨川市の地の素材を使い、旬を大切にした町おこしのグルメ丼が「おらが丼」。
「地魚磯料理うおまさ」の「おらが丼」は、ちょいと驚くほどお洒落な海鮮丼。
カップルでもこれならお洒落なランチになること請け合い!です。

地元の人も贔屓にする店で、まずは「おらが丼」を味わおう

鴨川市の各地で目にする「おらが丼」の幟(のぼり)。
市内50近い飲食店で出される「おらが丼」ですが、
地のものをメインに、季節感を活かしながら、ヘルシーに。それでいて万一荒天などで入荷がなければ、小細工せずにメニューに入れないという潔(いさぎよ)い丼。
鴨川市商工会の食文化研究会が練りに練った丼というわけなのです。

各店、味と内容を競うコラボ丼でもあるので、毎回違う店を試す「チャレンジ派」も、一度行った店に足繁く通う「お馴染みさん派」も生まれるわけです。
今回取材した「地魚磯料理うおまさ」は、地元でも評判の地魚料理の店。

うおまさ・女将
↑「地魚磯料理うおまさ」を支える女将さん。料理長のお母様です

地魚磯料理うおまさ おらが丼
↑「地魚磯料理うおまさ」の「おらが丼」。この日のメニューは、魚の竜田揚げ、サツマイモの天ぷら、菜花の天ぷら、ヒラメ、玉子焼き、タコ、ミル貝、メカジキ、ブリ、鯛、炙り金目鯛と11種の具材(具は旬を活かすため、まさに日替わりです。真鯛は4日、メカジキは7日低温で熟成させているとか

家族経営ながら宴会場もあって、宴会・法要料理でも定評があるのです。
しかも料理長の小川能弘さんは、魚屋の長男として生まれ、中学の時からサーフィンと海女漁にはまり、20歳でプロサーファーになったという異色の経歴。
2年間で選手を引退した後に、料理人として修行を開始し、30歳の結婚を機に家業の「磯料理うおまさ」を継いだのだとか。
昭和45年8月9日生まれだから、今や脂ののった料理人!

魚屋の息子、自らも釣るし潜る、それでいて料理人と、美味い海鮮丼や鮮魚料理をつくるために生まれてきたような経歴なのです。

地魚磯料理うおまさ小川能弘さん
↑「魚の仕入れに行ってきたばかり」という小川能弘さん

金目鯛に「炙り〆サバ押し寿司」も美味い!

「当然、旬にはこだわるし、地の魚のいちばんおいしい時季に、おいしい食べ方で味わってもらいたい」(小川能弘さん)という熱意は、おらが丼だけでなく、金目鯛煮魚御膳、刺身御膳などにももちろん活かされています。
「天津小湊(あまつこみなと)で揚がる金目鯛は白身で脂がのり、まさに絶品」と小川も太鼓判の魚で、金目鯛煮魚御膳では金目の煮付がメイン。
金目鯛の市況が流動的なため、金目鯛煮魚御膳は時価なのだとか。

御膳にはすべて、天津小湊産ひじき煮付。

金目鯛御膳・うおまさ
↑豪華な「地魚御膳」。刺身3点盛に金目鯛煮、さざえの浜焼などが付く

金目鯛は炙りにぎりなどの寿司でも味わえます。

加えて絶品が、「炙り〆サバ押し寿司」
関西人には絶対のおすすめがコレ!
バッテラのなかのバッテラです。
脂ののり、炙り具合、そして〆具合と、〆サバ好きにはたまりませんぞ!

うおまさ 炙り〆サバ押し寿司
↑「炙り〆サバ押し寿司」

地魚磯料理うおまさ
店名地魚磯料理うおまさ/ちざかないそりょうりうおまさ
住所千葉県鴨川市天津3280-5
関連HP地魚磯料理うおまさ公式ホームページ
電車・バスでJR安房小湊駅から徒歩25分
ドライブで東京湾フェリー金谷港から約40km。富津館山道路鋸南保田ICから約34km
駐車場20台/無料
問い合わせ地魚磯料理うおまさ TEL:04-7094-1023/FAX:04-7094-1180
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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