『矢切の渡し』歌碑

『矢切の渡し』歌碑

「♪つれて逃げてよ ついておいでよ」の歌い出しで知られる演歌『矢切の渡し』。昭和51年にちあきなおみが歌いましたが、昭和58年の競作で細川たかしの歌った『矢切の渡し』が『第25回日本レコード大賞』受賞、年末の紅白歌合戦のトリで歌うという大ヒット。というわけで、矢切の渡しの松戸市側に細川たかしの歌碑が建立されています。

昭和59年3月に除幕された『矢切の渡し』歌碑

作詞の石本美由起、作曲の船村徹は、テレビ番組で「矢切の渡し」が乗船者不足などで近い将来失くなるかもしれないというのを目にし、翌日現場に行き、トントン拍子で制作が決まったのだとか。

『矢切の渡し』を最初に歌ったのは昭和51年、ちあきなおみですが、昭和58年に多くの歌手により競作され、細川たかしのシングルが最高のセールスとなりました。
細川たかし『矢切の渡し』のヒットで前年の『北酒場』に続いて2年連続のレコード大賞を獲得。

昭和59年、松戸市の観光行政に大きく寄与したということで細川たかしに感謝状が贈られた際に、お返しとして細川たかしが自筆による「矢切の渡し」を刻んだ歌碑を建立しています。

なお、柴又側にも『矢切の渡し』歌碑が建立され、レコードセールスでいう「両A面」のような感じになっています。

ちなみに細川たかしの曲が「やぎり」と読ませているために、「やぎりのわたし」が一般的になっていますが、正しくは「やきりのわたし」です。

矢切の渡し』歌碑
名称 『矢切の渡し』歌碑/『やぎりのわたし』かひ
所在地 千葉県松戸市下矢切
関連HP 松戸市観光協会公式ホームページ
電車・バスで 北総開発鉄道矢切駅から徒歩25分または、JR松戸駅西口から京成バス市川駅行きで10分、下矢切下車、徒歩5分
ドライブで 首都高速中央環状線四つ木ランプから約7.9km
駐車場 矢切の渡し第2専用駐車場(15台/無料)
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
野菊の墓文学碑

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矢切の渡し

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