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タデ原湿原

タデ原湿原

大分県玖珠郡九重町の標高1000m~1100mの長者原(ちょうじゃばる)にある38haの広大な湿原が、タデ原湿原。くじゅう連山の北側の火山地形の扇状地に発達する湿原で、大分県道11号(別府一の宮線)・やまなみハイウェイ途中の絶景スポットになっていて、タデ原木道が整備されています。

やまなみハイウェイ途中、三俣山眺望の絶景の湿原

タデ原湿原は、標高1230mの位置にある坊ガツル(坊ガツル湿原/長者原ビジターセンターから徒歩2時間)とともに、山岳地域に形成された中間湿原として国内最大級の面積を誇り、「くじゅう坊ガツル・タデ原湿原」としてラムサール条約登録湿地になっているほか、阿蘇くじゅう国立公園特別保護地区、特別地域に指定されています。

湿原内にはヨシ-アカバナ群落、ヌマガヤ-ヒメミズゴケ群落、ノリウツギ-ヒメミズゴケ群落などがあり、ツクシフウロ、シムラニンジン、オオミズゴケなどの貴重な植物が生育。
長者原ビジターセンターを起点にタデ原木道(一周15分ほど)、長者原自然研究路(全長1.3km、s所要1時間)が整備され、その一部は車椅子、ベビーカーでもOKのバリアフリー。

三俣山 (みまたやま)を正面に眺望する木道は、まさに絶景。

毎年3月〜4月に行なわれる「飯田高原野焼き」によって、枯れた草木を焼き払い、森林化を防ぐことで、タデ原湿原の草原景観は維持されています。
野焼きから1ヶ月ほどたった5月になると、新緑シーズンを迎え、スミレ、サワオグルマが花を咲かせます。

8月〜9月に花を咲かせるヒゴタイは、日本と大陸が陸続きだった氷河期の残存種です。

ヒゴタイ
タデ原湿原
名称 タデ原湿原/たではらしつげん
所在地 大分県玖珠郡九重町田野
関連HP 長者原ビジターセンター公式ホームページ
電車・バスで JR由布院駅から九州産交バス熊本駅行きで42分、くじゅう登山口下車、徒歩3分
ドライブで 大分自動車道湯布院ICから約28kmで長者原駐車場
駐車場 長者原駐車場・ビジターセンター駐車場(450台/無料)
問い合わせ 長者原ビジターセンター TEL:0973-79-2154
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

坊ガツル

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長者原自然研究路

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長者原ビジターセンター

大分県玖珠郡九重町、大分県道11号(別府一の宮線)・やまなみハイウェイ途中、長者原自然研究路(ちょうじゃばるしぜんけんきゅうろ)の入口にある阿蘇くじゅう国立公園のビジターセンターが、長者原ビジターセンター。くじゅうの歴史や自然をわかりやすく

長者原(やまなみハイウェイ)

大分県玖珠郡九重町、大分県道11号(別府一の宮線)・やまなみハイウェイ途中に広がる高原地帯が、長者原(ちょうじゃばる)。標高1000m~1100mに位置し、飯田高原の中心的存在ともいえるエリアで、くじゅう連山・坊ガツル登山口には長者原ビジタ

長者原ヘルスセンター

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