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八面山

八面山

大分県中津市、どこから眺めても同じ形というのが名の由来で、中津市のシンボル的存在担っているのが、八面山。標高659.4mの低山ながら、中津の人はこの山を見ると故郷に帰ってきたことを実感するのだとか。山頂のアンテナ群までは観光道路が通じており、山上の駐車場を起点に山頂遊歩道も整備。

山頂には箭山神社、巨石群も

八面山は阿蘇山の噴火によって形成された卓状溶岩台地(テーブルマウンテン)で、耶馬日田英彦山国定公園に指定されています。

北側の頂にある箭山神社(ややまじんじゃ神仏習合時代には箭山権現)は、大宝元年(701年)創建という古社。
箭山神社周辺には巨石群もあることから、神が降臨した磐座(いわくら=山麓の箭山権現石舞台は、古代の巨石信仰の磐座)として古くから信仰の対象、そして修験道全盛期には修験道場だったことがわかります。
山麓からの八面山自然遊歩道は、「修験の道探訪」、「自然と景勝の道探訪」、「自然と歴史の道探訪」の3コース。
「修験の道探訪」で所要2時間。

山頂遊歩道(自然と景勝の道山頂探訪コース)は、駐車場を起点に、八面山大池、山頂(しょうけのはな)、小池を周遊しますが、山頂周辺には第1から第5の展望台も設置され、国東半島、鶴見岳、由布岳、耶馬渓の山々を眺望できます。
ドライブ的には箭山神社の駐車場に車を入れて、巨石を探勝し(車道終点に天空の道展望所もあります)、車で少し戻って、アマチュア無線基地(トイレあり)横の駐車場(3台ほど)に車を入れ、山頂遊歩道(自然と景勝の道山頂探訪コース)を歩くのがおすすめです。

山麓には八面山金色温泉(はちめんざんかないろおんせん)も湧いていて、ハイキングの汗を流すことも可能。

毎年10月第1日曜には『箭山神社神幸祭』も斎行されています。

山麓から眺めた八面山
八面山
名称 八面山/はちめんざん
所在地 大分県中津市本耶馬渓町東屋形
関連HP 中津市公式ホームページ
ドライブで 東九州自動車道中津ICから約10km
駐車場 遊歩道入口(3台)、アマチュア無線基地(3台)、箭山神社(15台)を利用
問い合わせ 中津市三光地域振興課 TEL:0979-43-2050/FAX:0979-43-2737
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

箭山神社神幸祭|中津市

毎年10月第1日曜、大分県中津市で『箭山神社神幸祭』(ややまじんじゃしんこうさい)が執り行なわれます。五穀豊穣、家内安全、無病息災を願う祭礼で、地区の神輿と色鮮やかな傘ぼこが箭山神社遥拝所(三光上田口)を出発、森山のお仮屋(川原)で奉納行事

天空の道展望所

大分県中津市のシンボル、八面山。テーブルマウンテンとして独特の山容の山は、古くから信仰の対象になり、山上に箭山権現(ややまごんげん/現・箭山神社)が祀られています。その箭山神社近く、車道の終点に令和2年3月に整備されたテラス式の展望台が、天

八面山金色温泉

大分県中津市、標高659.4mの八面山山麓に湧く、八面山金色温泉(はちめんざんかないろおんせん)。宿泊棟の「お宿こがね山荘」と日帰り温泉施設の「金色温泉館」、古民家を移築したレストラン「香露庵」、ギャラリー、リラクゼーションサロンなどからな

神護寺涅槃像

大分県中津市、古来から霊山として知られる八面山の山腹、にある釈迦涅槃(しゃかねはん=釈迦入滅の姿)の像が、神護寺涅槃像。山麓に横たわる巨大な磐座(いわくら)に神護寺初代住職・篠原覚瑞が世界平和を祈念して、全長7.8m、高さ1.4mの像を刻ん

 

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