国東半島の北西部、粟嶋神社近くにある遠浅の海岸が真玉海岸(またまかいがん)。潮が引くと干潟が誕生し、そこを夕日が照らして美しい夕暮れを演出します。春はマテ貝などの潮干狩りで、夏は真玉海水浴場として賑わいをみせます。また豊後高田市がPRする「恋叶ロード」(こいかなろーど)のルート途中に位置しています。
日没と干潮時間をチェックして、ロマンチックなシーンに遭遇を
真玉海岸が「恋叶ロード」の立ち寄りスポットになっているのは、一帯(国東半島西海岸)の海岸線が「大分県内で唯一水平線に沈みゆく夕陽を見ることができる場所」ということから。
「日本の夕陽百選」にも選定されています。
国東半島は半島全体が火山ですが、火山誕生後に半島北側が沈み込み、南側が隆起するという具合に傾きました。
隆起した南側には遠浅の浜が誕生し、逆に沈降した北側は複雑なリアス式海岸(沈降海岸)となったのです。
遠浅の海辺は干拓に適し、近世以降に多くの新田が造られましが、真玉海岸は、奇跡的に干潟が残されています。
ロマンチックでフォトジェニックな日没に大切なのはこの干潟。
干潟が現れるのは、干潮時刻の前後数時間に限ります。
つまり、日没時間と干潮が一致する晴れの日が、デートに、撮影にバッチシの条件となります。
近年では「ウユニ塩湖のよう」、「日本のウユニ塩湖」という人もいて、SNSで話題になったことも。
真玉海岸には「SOBACAFEゆうひ」も営業。
日没後1時間まで営業していて、マテ貝掘りの受付もこちら。
また海岸には女優の水沢アキの長女、フランセス・スィーヒ制作の壁画アート『Tomorrow’s Sunset~明日の夕陽~』も展示されています。
汀線(砂浜の延長)2kmという真玉海水浴場は、例年7月20日~8月31日の開設。
真玉海岸(真玉海水浴場) | |
名称 | 真玉海岸(真玉海水浴場)/またまかいがん(またまかいすいよくじょう) Matama Beach |
所在地 | 大分県豊後高田市臼野 |
関連HP | 豊後高田市公式観光サイト |
ドライブで | 宇佐別府道路宇佐ICから約24km |
駐車場 | 50台/無料 |
問い合わせ | 豊後高田市商工観光課 TEL:0978-25-6219/FAX:0978-22-0955 |
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