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尾張四観音とは!?

尾張四観音

名古屋城を中心に、観音様の慈悲を求める民衆の信仰を集め4ヶ所の観音を祀る寺が尾張四観音(おわりしかんのん)。笠寺観音(笠覆寺)、甚目寺観音、荒子観音、龍泉寺の4ヶ寺で、名古屋城を中心にその一年の福徳を司る歳徳神(としとくじん)がいる方向、「恵方の観音様」の年は、節分なども大いに賑わいます。

笠寺観音|名古屋市南区

正式名:天林山笠覆寺(てんりんざんりゅうふくじ)
所在地:名古屋市南区笠寺町上新町83
創建:伝・天平5年(733年)
宗派:真言宗智山派
本尊:十一面観音(秘仏)
恵方:丙・辛・戊・癸=令和3年・令和5年・令和8年・令和10年

笠寺観音

笠寺観音は、正式名を笠覆寺(りゅうふくじ)といい、創建は736(天平8)年という古刹。雨でずぶぬれになった十一面観世音菩薩に、自分の笠をとってかぶせた心の優しい娘を藤原兼平がみそめ、妻として迎えたという玉照姫の伝説が残され、名付けの由来とし

笠寺観音『九万九千日』|名古屋市

毎年8月9日、愛知県名古屋市の笠寺観音で『九万九千日』(くまんくせんにち)が行なわれます。この日、観音様に参拝すると9万9000日参詣するのと同じご利益があるとされる大功徳日。19:00~大護摩祈祷。笠寺観音の本尊の観音様がかぶっていた「お

笠寺観音『大縁日・初観音』|名古屋市

毎年1月18日、愛知県名古屋市南区の笠寺観音で『大縁日・初観音』が行なわれます。毎月18日は観音様の縁日ですが1月18日は初観音で10:00、14:00、15:00から祈祷開始。秘仏である笠寺観音本尊の観音様がかぶっていた「お笠」を頭にもか

竹千代(家康)・織田信広人質交換の笠寺観音

大河ドラマなどで好評を博す徳川家康。当時、名古屋を治めていたのは那古野城主・織田信秀(織田信長の父)。家康は竹千代時代に2年間織田家に人質として幽閉され、名古屋市南区の笠寺観音で織田信広との人質交換が行なわれて、駿府の今川義元の元へと送られ

甚目寺観音|あま市

正式名:鳳凰山甚目寺(ほうおうざんじもくじ)
所在地:愛知県あま市甚目寺東門前24
創建:伝・推古天皇5年(597年)
宗派:真言宗智山派
本尊:聖観音(しょうかんのん)
恵方:丁・壬=令和4年・令和9年

甚目寺観音

伊勢路と美濃路が合流し、京と尾張を結ぶ交通の要衝に位置した甚目寺(じもくじ/愛知県あま市)。寺伝によれば推古天皇5年(597年)、伊勢国の漁師・甚目龍麿(はだめたつまろ)が観音像を網で引き揚げ堂を建て安置したのが始まりという(境内からは白鳳

荒子観音|名古屋市中川区

正式名:浄海山圓龍院観音寺(じょうかいざんえんりゅういんかんのんじ)
所在地:名古屋市中川区荒子町字宮窓138
創建:伝・天平元年(729年)
宗派:天台宗
本尊:聖観音(しょうかんのん/33年に1度開扉の秘仏)
恵方:乙・庚=令和7年・令和12年

荒子観音

愛知県名古屋市中川区荒子町にある荒子観音(あらこかんのん)は、笠寺観音、甚目寺観音、龍泉寺とともに「尾張四観音」のひとつとして名古屋の人の篤い信仰を集める名刹。正式な名は、浄海山円龍院観音寺。寺伝によれば、古く奈良時代、聖武天皇の天平元年(

龍泉寺|名古屋市守山区

正式名:松洞山大行院龍泉寺(しょうとうざんだいぎょういんりゅうせんじ)
所在地:名古屋市守山区竜泉寺1-902
創建:伝・延暦年間(782年〜806年)
宗派:天台宗
本尊:馬頭観音
恵方:甲・己=令和6年・令和11年

龍泉寺

愛知県名古屋市守山区竜泉寺にある天台宗の寺、龍泉寺。笠寺観音、荒子観音、甚目寺観音と並び名古屋城の鬼門を守る尾張四観音のひとつ。寺伝によれば延暦年間(782年~806年)、最澄(伝教大師)が創建したと伝わる古刹で、空海伝説も伝わる名刹で、本

尾張四観音とは!?
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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