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福川鉄橋

福川鉄橋

渋沢栄一らが明治21年に埼玉県榛沢郡上敷免村(現・深谷市上敷免)に創業した日本煉瓦製造会社。生産されたレンガの大量輸送を可能にしたのが、明治28年に日本鉄道・深谷駅から敷設した4.2kmに及ぶ専用の引込線。途中、備前渠鉄橋、唐沢川鉄橋、福川鉄橋3ヶ所の鉄道橋が架けられたが、そのひとつが現存する福川鉄橋です。

ポーナル形(英国式)プレートガーター橋

福川に架かる全長10.1mのプレートガーダー橋は、英国人技師のチャールズ・アセトン・W・ポーナル(Charles A.W.Pownall)が標準設計。
最初に日本で普及したポーナル形(英国式)プレートガーター橋で、板状鋼板を橋脚に乗せた鈑桁橋。
北側の水田に設けられた全長22.9m、5連のボックスガーター(箱桁)橋は、洪水などで福川があふれた時に水を逃がすための避溢(ひいつ)橋。
昭和50年に専用線が廃止になると、福川左岸のブリッジパークに移設保存されましたが、橋台と橋脚のレンガは新設されたもの。
ちなみにボックスガーター橋の桁は、ルクセンブルグ、八幡製鉄所、富士製鉄釜石製鉄所で製造された鋼材を使用。

名称 福川鉄橋/ふくかわてっきょう
所在地 埼玉県深谷市原郷619-2
関連HP 深谷市公式ホームページ
ドライブで 関越自動車道花園ICから約12.6kmでブリッジパーク駐車場
駐車場 ブリッジパーク駐車場を利用
問い合わせ 深谷市文化振興課 TEL:048-577-4501
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日本煉瓦製造会社ホフマン輪窯6号窯

明治21年の操業開始以来、約120年にわたり「レンガのまち深谷」(埼玉県深谷市)の象徴的存在だった日本煉瓦製造株式会社。当時日本が近代化するにあたり、渋沢栄一らによって設立されたレンガ会社で、レンガを焼成したホフマン輪窯6号窯は、国の重要文

深谷駅

埼玉県深谷市にあるJR東日本・高崎線の駅が深谷駅(ふかやえき)。明治16年10月21日、日本鉄道の駅として開業した歴史ある駅で、明治28年〜昭和50年には日本煉瓦製造の専用線がありました。平成8年7月10日改築の現在の駅舎は、東京駅丸の内を

日本煉瓦製造会社旧事務所(煉瓦史料館)

埼玉県深谷市は、日本の近代化を、レンガ生産で支えた「レンガのまち深谷」。渋沢栄一が設立し、明治21年に創業を開始した旧日本煉瓦製造株式会社の敷地内にある明治20年築の洋館が、日本煉瓦製造会社旧事務所。国の重要文化財に指定される建物は、深谷市

備前渠鉄橋

現在の埼玉県深谷市にあった旧日本煉瓦製造会社(明治21年創業)で大量に生産されたレンガは、日本の近代化に多大な貢献を果たしていますが、大量輸送を可能にしたのが、深谷駅から敷設された専用の引込線。廃線跡は、遊歩道「あかね通り」となっていますが

渋沢栄一記念館

埼玉県深谷市にある令和3年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公・渋沢栄一を顕彰するミュージアムが渋沢栄一記念館。近代日本を支えた明治時代の大実業家、渋沢栄一は、天保11年(1840年)、当時は養蚕の盛んだった武蔵国榛沢郡血洗島村(ちあら

 

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