下界では、真夏日、そして熱帯夜の熱い日が続いていますが、標高1900mオーバーの栂池自然園では、毎日申し訳ないくらい爽やか! そんな栂池自然園ではサルナシのソフトクリームが大人気で、それがまた「美味しい!」と評判。実は、栂池自然園で味わうソフトが美味しいのには、理由があったのです!
気温22度くらいだとソフトクリームが食べたくなる!?
一般的に100m登るごとに気温は0.6度下がるので、栂池自然園では下界より11.5度ほど低いことに。
さらに、周囲がシラビソなどの針葉樹なので、その影響で2度から3度下がって、下界よりも14度~15度くらい低いことに。
直射日光を浴びるとかなり温かく感じることもありますが、それでも下界が35度でうだる真夏日でも、栂池自然園は20度~21度くらいというのが科学的な推測値。
この気温、ソフトクリームがいちばん美味しく感じられる気温なので、栂池自然園に来たのなら、ぜひ栂池山荘売店で、「さるなしソフトクリーム」、「山ぶんどソフトクリーム」(ヤマブドウを使った爽やかなソフト)の購入を!
コレ、北海道でソフトクリームやアイスクリームが人気なのと理由は同じ。
日本アイスクリーム協会の話では、
「気温が22度を超えるくらいからアイスクリームが売れ始め、30度を超えると氷菓やかき氷が売れるんです」
とのこと。
つまり、「アイスクリーム、ソフトクリームが美味しく感じる気温帯は22度から25度」。
栂池自然園は、ドンピシャで、ソフトクリームが美味しく感じる場所というわけなんです。
「サルナシという小谷特産の果実を使っているので、下界でも美味しいですよ」(栂池山荘)とのことですが、さらに美味しさがパワーアップすることには、こんな科学的な裏付けが!
疑い深い人は、ぜひ下界の道の駅小谷と食べ比べてください!
ここまで読んで、半信半疑というあなた。
取材者にも向く、その精神を生かして、ぜひ道の駅小谷の「さるなしソフトクリーム」、「山ぶんどソフトクリーム」と食べ比べてみてください。
「製法はおなじで、両方とも小谷村特産のサルナシ、ヤマブドウが入っています。中身も同じです! 私としては、栂池山荘の方が美味しいといいたいところですが」(栂池山荘支配人)。
食べ比べてみれば、当然、コトの真偽に迫ることができます。たぶん。
表示したTwitterは、「#いちばん美しいところ 栂池&小谷取材会」(2017年7月)の時に発信した内容です。
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