近江富士で知られる三上山の西麓にある神社で、刀鍛冶の祖神でもある天之御影神(あまのみかげのみこと)を祀る古社が御上神社。天之御影神が三上山山頂の磐座(いわくら)に降臨したのを祀ったのが始まりと伝えられています。養老2年(718年)、藤原不比等(ふじわらのふひと)が勅命により榧の木で社殿を造営。本殿は国宝です。
天之御影神が降臨したという三上山が御神体
主要な社殿は、鎌倉時代後期に造られたもので、楼門をくぐると拝殿、本殿、若宮社・三宮社などが建ち並んでいます。
本殿は「御上造り」とよばれる鎌倉時代の建築で国宝。
拝殿、楼門は国の重要文化財に指定されています。
5月下旬の「悠紀斎田記念御田植祭」(観光協会の主催)、10月中旬の『秋季古例祭』(通称ずいきまつり)は有名。
三上山頂上には古代の巨石信仰に通じる巨石の磐座(いわくら)があり、奥宮が祀られています。
毎年6月18日未明、御上神社によって執り行なわれる『山上祭』は、山頂で神を降ろす祭祀ですが古代のスタイルを今に伝える貴重なもの。
御上神社 | |
名称 | 御上神社/みかみじんじゃ |
所在地 | 滋賀県野洲市三上838 |
関連HP | 御上神社公式ホームページ |
電車・バスで | JR野洲駅から滋賀交通バス近江八幡行きで10分、御神神社前下車、徒歩5分 |
ドライブで | 名神高速道路栗東ICから約4.4km |
駐車場 | 20台/無料 |
問い合わせ | 御上神社 TEL:077-587-0383/FAX:077-587-0384 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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