1月7日6:00〜8:00、群馬県桐生市の崇禅寺(そうぜんじ)で『七草粥会』を開催。正月7日の朝、春の七草を炊き込んだお粥を食べると万病を除くという習わしは、日本独自の文化で伝統行事。崇禅寺では、6:00〜吉方を向き独特の唄で囃しながら七草を刻んで粥を炊くという「七草粥」の儀式を行ない、参拝客にお粥が振る舞われます。
春の七草を食し邪気を払う
七草粥は中国では「六日年越・七日正月」といわれ、古来、7日がひとつの節目とされていました。
日本では平安時代中期頃から宮中で始まった風習です。
7種の旬の菜を暖かい汁物にして食し邪気を払うもの。
桐生市周辺では、近隣で春の七草「芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう=別名:母子草)、繁縷(はこべら)、仏座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)」がすべて揃うという好条件に恵まれているということが機縁となり、七草粥が振る舞われるようになりました。
まさに身土不二(その土地でその季節にとれたものを食べるのが健康に良い)の七草粥というわけです。
七草粥は誰でも味わうことができますが、せっかくの行事なので祈願をしてもらい食べていく人が多いとのこと。
祈願(祈願札・破魔矢・七草粥)は3000円で、電話、HPの申込みフォームから予約が必要。
崇禅寺は、元久2年(1205年)、法然上人の弟子・智明上人(桐生小倉の人)が創建した古刹。
応安3年(1370年)に、建長寺第45世東伝士啓禅師により、臨済宗の禅寺として中興しています。
崇禅寺『七草粥会』|桐生市 | |
開催日時 | 1月7日6:00〜8:00 |
所在地 | 群馬県桐生市川内町2-651 |
場所 | 崇禅寺 |
関連HP | 崇禅寺公式ホームページ |
電車・バスで | JR両毛線桐生駅からタクシーで15分、東武線新桐生駅からタクシーで10分 |
ドライブで | 北関東自動車道伊勢崎ICから約16km、または東北自動車道佐野藤岡ICから約35km |
駐車場 | 20台/無料 |
問い合わせ | 崇禅寺 TEL:0277-65-9422 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag