航空会社(国内線)を、座席の快適性で選ぶとTOPはスターフライヤー!

スターフライヤー

国内線に就航する航空会社会社をシートピッチ(座席の間隔=足元の広さ)と素材などで選ぶと、TOPは、ANAとコードシェア便を共同運航するスターフライヤーで、91cm。しかも黒いレザーシートという格調あるもの。通常料金で搭乗できる座席ではダントツで快適です。

東京〜関空・北九州ならスターフライヤーがおすすめ!

スターフライヤー
スターフライヤーは、黒のレザーシートを採用

ANA、JALの標準的なシートは31インチ(79cm)、ANAとのコードシェア(共同運航)便を就航するソラシドエアは、81㎝とやや広めです。
LCCのピーチ(Peach)とジェットスター・ジャパン(Jetstar Japan)、春秋航空日本(Spring Japan)は座席数を増やしているので74cmとやはり少し窮屈な感じです。

JALの場合は1100円、2200円、3300円(路線によって設定)アップで搭乗できるクラスJが普通席より18cmも広い97cmのシートピッチなので、かなりお得な感じがします(首都圏普通列車グリーン車のシートピッチも97cmなので、「グリーン車並み」といえるかも)。

スターフライヤーのシートピッチ91cmはクラスJには及ばないものの、LCCに比べると17cm、ANA、JALと比較しても12cm広い足元空間が保たれています。

スターフライヤーで使用される機材はエアバスA320ceoとA320neo。
ANA、ジェットスター・ジャパンやピーチにも導入された機材ですが、「他社の同機が最大180席のところ、150席に設定。快適なフライトのためにあえて座席数を減らしました(注/A320neo機材の座席数は162席)」(スターフライヤー)で、レザーシートにしたのも、「プライベートオフィスのように快適に」、「ホテルのラウンジのような寛ぎ」がコンセプトだから。
ヘッドレスト、フットレスト、コートフック、コンセント、USBポート、タッチパネル式液晶モニターなどが備わり、ビジネスユースにも対応しています。
A320neoであれば、高速のWi-Fiサービスを無料で利用が可能です。

ちなみにスターフライヤーは広義の範疇でいえばLCCですが、LCCと従来の航空会社(ANA、JAL)の中間に位置しています。

そのため、中部国際空港〜福岡空港で競合するスターフライヤーとジェットスター・ジャパンを比べると、料金的にはジェットスター・ジャパンが最安値5000円程度(ただし機内に持ち込む手荷物は7kg、受託手荷物は別料金などの制限があります)なのに対し、そら旅75(75日前早期購入、予約変更不可)でも1万円程度するのでLCCよりは少し料金は高めの設定となります。

羽田空港(東京)〜福岡空港を比較するとスカイマークとは少し高い程度で、ANA、JALの半額以下で搭乗できる計算に(プランによって異なります)。
羽田空港(東京)〜北九州空港もANA、JALの半額以下な感じです。

ビジネスでの活用も多い羽田空港(東京)〜関西空港(大阪)も同様で、ANA、JALよりもかなり割安の料金設定となっています。

羽田〜北九州・福岡・関空・山口宇部、中部国際〜福岡は、スターフライヤーがおすすめで、定時到着率も世界TOPクラスの安心感があります(2022年定時到着率95.23%でLCC部門世界1位/Cirium社調査)。

注意したいのはANAとのコードシェア便の場合は、ANAの予約サイトで予約すると実際はスターフライヤーが運航なのに、スターフライヤーで予約する際よりも割高となる点。
ANAの便名が付き、ANAのマイルはたまりますが、かなり損していることに。
コードシェア便利用の場合は、スターフライヤーで予約を!

スターフライヤー
航空会社(国内線)を、座席の快適性で選ぶとTOPはスターフライヤー!
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ