【宿泊費高騰対策】大阪から東京への旅・出張には「サンライズ瀬戸・出雲」も有効!

サンライズ瀬戸・出雲

東京のシティホテルは、インバウンド需要を受けて高騰しています。出張族が「会社の宿泊費規定ではとてもまかなえない」として、カプセルホテルに泊まる人も。そんななかで注目を集めるのが夜行列車や夜行バス。「サンライズ瀬戸・出雲」も上りは大阪に停車するので、利用が可能です。

「ノビノビ座席」なら新幹線よりも安く移動できる!

サンライズ瀬戸・出雲
大阪駅停車中の「サンライズ瀬戸・出雲」

下りの「サンライズ瀬戸・出雲」は浜松を発車すると姫路までノンストップ。
大阪も停車できない時間帯ではありませんが、早朝すぎること、そして東京〜大阪間の夜行移動専門に使われることを防ぐために、あえて通過しています。

ところが上りの「サンライズ瀬戸・出雲」は、三ノ宮、そして大阪にも停車するので神戸・大阪から東京への「夜行列車」としても活用できます。
「サンライズ瀬戸・出雲」の利用者のなかに往路は鉄道、帰路は飛行機という人が一定数いるため、下りは三ノ宮・大阪〜東京の利用もウエルカムということではないでしょうか。

気になる料金ですが、寝台特急なので、乗車券の他に特急券、寝台料金が必要です。
東京〜大阪の乗車券は8910円。
これに特急券2960円(通常期)がプラスされます。
個室寝台でもっともエコノミーなシングル(B寝台1人用個室)は7700円。
合計で、1万9570円となります。

新大阪〜東京間を新幹線を利用するなら1万4720円必要なので(特急料金は通常期)、差額は4850円ということになります。
カプセルホテルの快適さとB寝台1人用個室と比較して、希望の方を選べばOKでしょう。
窓がある分、シングル(B寝台1人用個室)には開放感があります。

ライバルとなるカプセルホテルとの戦いにも勝利するのが、「ノビノビ座席」。
フェリーなどのカーペット敷き2等船室に、きちりとした1人分の間仕切りがあると考えればよく、サウナで泊まることとほぼ同じ感じです。

この「ノビノビ座席」利用なら大阪〜東京は1万2400円と、新幹線よりも2320円安くなります。
つまりは新幹線で移動してサウナに泊まるよりは断然お得ということ。
唯一ともいえる問題点は座席の確保で、発売日の発売時間にみどりの窓口に並ぶか、ネットで取るかという感じですが、チャレンジする価値は十分にあります。

サンライズ瀬戸・出雲
ノビノビ座席
サンライズ瀬戸・出雲
エコノミーなシングル(B寝台1人用個室)
【宿泊費高騰対策】大阪から東京への旅・出張には「サンライズ瀬戸・出雲」も有効!
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