新潟県は全国でも有数の白鳥類・ガン類・カモ類の越冬地。とくにコハクチョウは、日本一の飛来地で、例年1万4000羽~2万羽のコハクチョウが越冬しています。瓢湖(ひょうこ/阿賀野市)の白鳥は天然記念物に指定されるほか、佐潟(さかた/新潟市)と瓢湖はラムサール条約湿地に登録されています。
瓢湖
所在地:新潟県阿賀野市水原
飛来数:5000羽~6000羽(コハクチョウ、オオハクチョウ、コブハクチョウ、11月下旬のピーク時)
飛来時期:10月上旬〜3月下旬/朝夕が観察時間
保護:ラムサール条約登録湿地、「白鳥の渡来地」として国の天然記念物
備考:白鳥おじさん(3代目・齋藤功さん)が常駐、「瓢湖 水鳥のエサ」を購入すれば、餌を与えることも可能
福島潟
所在地:新潟県新潟市北区前新田乙493
飛来数:4000羽(コハクチョウ主体、11月下旬のピーク時)
飛来時期:11月~2月/白鳥は午前8:00頃までが観察時間
保護:環境省の「日本の重要湿地500」、「21世紀に残したい日本の自然100選」
備考:国の天然記念物「オオヒシクイ」の飛来数日本一(毎年3000羽以上)
湖の北岸が水の公園福島潟として整備され、水の駅「ビュー福島潟」があります
佐潟
所在地:新潟県新潟市西区赤塚
飛来数:7000羽〜8000羽(コハクチョウ、1月のピーク期)
飛来時期:10月~3月
保護:ラムサール条約の登録湿地、日本の重要湿地500、佐渡弥彦米山国定公園特別地域、佐潟鳥獣保護区
備考:湖畔に佐潟公園が整備され、「佐潟水鳥・湿地センター」が建っています
鳥屋野潟
所在地:新潟県新潟市中央区鐘木(新潟県立鳥屋野潟公園鐘木地区)
飛来数:4000羽(コハクチョウが主体/11月下旬のピーク時)
飛来時期:10月下旬〜3月中旬
保護:鳥獣保護区
備考:鳥屋野潟(とやのがた)の鐘木地区で観察可能
新潟県の白鳥飛来地 4選 | |
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