兎荷の棚田

兎荷の棚田

静岡県浜松市北区引佐町兎荷(とっか)、愛知県新城市の鳳来寺山と北区引佐町を結ぶ国道257号沿い、伊平地区にある滝清水橋から少し入ったところにあるのが兎荷の棚田。あまりに急な斜面ゆえに地元では「鳶(とんび)の背中が見える」と形容されることもあるという棚田で、静岡県棚田等十選に選定。

宗良親王が入城した三岳城の西麓にある棚田

1.3haに200枚ほどの小さな棚田ですがだが管理が比較的に行き届いており美しい景観を保っています。
地層からはアンモナイトも出土し、かつてはここが海だったことがわかっています。

背後の三岳山(466.8)mの山頂には三岳城跡もあり、南北朝時代に築城された井伊氏の本城。
一の城、二の城、三の城の3つの曲輪に分かれ、三岳神社の建つ三の城(出丸)は、南北朝時代、宗良親王(むねよししんのう=後醍醐天皇の皇子)の庵室もこの地にあったと伝えられています。
延元3年・建武5年(1338年)と翌年の二度、宗良親王はこの三岳城に入城。

同じ北区引佐町には、日本の棚田百選に選定される久留米木の棚田があるほか、天竜区には大栗安の棚田があり、棚田の多いエリアになっています。

兎荷の棚田
名称 兎荷の棚田/とっかのたなだ
所在地 静岡県浜松市北区引佐町兎荷
ドライブで 新東名高速道路浜松いなさICから約4.5km
駐車場 3台/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
久留米木の棚田

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大栗安の棚田

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