小野神社
東京都多摩市一ノ宮1丁目に鎮座する古社が小野神社。武蔵国の一之宮で、平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載されている「武蔵国多磨郡 小野神社」ではないかと推測される社です。中世には後北条氏、太田道灌の尊崇を得、江戸時代には…
東京都多摩市一ノ宮1丁目に鎮座する古社が小野神社。武蔵国の一之宮で、平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載されている「武蔵国多磨郡 小野神社」ではないかと推測される社です。中世には後北条氏、太田道灌の尊崇を得、江戸時代には…
滋賀県大津市にある建部大社は、近江国一之宮。神社の東側で、近江国庁跡も発掘されており、一帯が律令時代(古代から中世)の近江国の中心地だったことがわかります。源頼朝が京から伊豆に流される途中で、源氏の復興を祈願し、見事に叶…
社伝によれば、斉明天皇4年(658年)に創建の古社が三重県伊賀市一之宮に鎮座する敢國神社(あえくにじんじゃ)。伊賀国の一之宮で、伊賀の国の阿拝(あえ)郡に住んだ阿拝氏の祖神である大彦命(おおひこみこと)、古代に伊賀を拓い…
『延喜式神名帳』に記され(式内社)、清和天皇の貞観9年(867年)、従五位上の神位を授けられた国幣社が飛騨一宮水無神社(ひだいちのみやみなしじんじゃ)。飛騨国の一之宮として知られ、飛騨国の総鎮守で、境内には、飛騨国中の産…
新潟県上越市五智にある越後国一の宮となる古社が居多神社(こたじんじゃ)。上越市は越後国の国府があった地で、越後国府に流罪となった親鸞も居多神社に最初に参拝したと伝えられています。居多神社は「気多神」を祀る神社と推測され、…
天橋立の北、宮津市大垣に鎮座する神社が籠神社(このじんじゃ)で、丹後国一之宮。近くの宮津市府中は、中世に丹後国の国府があったところで、古くから拓けた地であることがわかります。宮司家の海部氏の系図は国宝に。神門前の石造狛犬…
霊山・弥彦山の麓に建ち、農業・漁業の神さま天香語山命(あめのかごやまのみこと)を祀るのが弥彦神社(正しくは彌彦神社)で越後国一之宮。天香語山命は、神武天皇の越国(こしのくに=越後・越中・能登・加賀・越前の5国)開拓経営の…
古代に阿波国(あわのくに=現在の徳島県)から渡ってきた忌部氏(いんべうじ)が創建と伝わる古社で、安房国の一之宮。主祭神は忌部氏の祖神、天太玉命 (あめのふとだまのみこと)。創建時は布良浜(現在の布良崎神社)に鎮座していま…