生地台場
富山県黒部市生地の海岸にある幕末に築かれた海岸防備の砲台跡が生地台場(いくじだいば)。嘉永3年(1850年)8月、加賀藩が沿岸防備のため、領内海辺17ヶ所に外国船監視の大筒台場を築造しましたが、伏木台場(現・高岡市・小矢…
富山県黒部市生地の海岸にある幕末に築かれた海岸防備の砲台跡が生地台場(いくじだいば)。嘉永3年(1850年)8月、加賀藩が沿岸防備のため、領内海辺17ヶ所に外国船監視の大筒台場を築造しましたが、伏木台場(現・高岡市・小矢…
加賀百万石のシンボル、金沢城は、加賀藩主・前田家の居城。天正11年(1583年)、前田利家により本格的な築城が開始されました。天明8年(1788年)築の石川門、安政5年(1858年)に再建された三十間長屋は、そして鶴丸倉…
加賀藩士・寺島蔵人(てらしまくらんど)は禄高450石の中級武士として、農政、財政の実務的な仕事を歴任。1777(安永6)年に、藩から邸地を拝領し新築したといわれる邸宅は、家屋、土蔵、土塀が現存し、中級武家屋敷の特徴を伝え…
金沢城の西側、北陸随一の繁華街でもある香林坊に近い長町一帯が藩政時代の武家屋敷群である長町武家屋敷跡。加賀藩の中級から上級武士の屋敷があった場所で、敵の侵入を防ぐために造られた袋小路や複雑に曲がりくねった道など、城下町の…
長町武家屋敷跡は、大野庄用水に沿って土塀が連なり、藩政時代の金沢の面影が色濃く残る一角。加賀藩の中級から上級武士の屋敷があった場所で、敵の侵入を防ぐために造られた、袋小路や複雑に曲がりくねった道など、城下町の雰囲気を味わ…
長町武家屋敷跡にある加賀藩士禄高550石の中級武士高田家の屋敷跡。旧加賀藩士高田家跡には、藩政時代の長屋門、土塀などを修復再現し、一般公開。敷地内には大野庄用水を取り入れた池泉回遊式の庭園を配し、江戸時代の風情を現代に伝…
国許と江戸藩邸のあいだで文書を運んだ飛脚足軽の組屋敷地に残っていた2軒の足軽長屋を長町武家屋敷跡に移築したのが金沢市足軽資料館。平成2年に移築された清水家と、平成6年に移築された高西家で、ともに移築前までは住居として使用…