甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根ルート
山梨県北杜市、甲斐駒ヶ岳の表登山道で甲斐駒ヶ岳を『日本百名山』に選定した深田久弥も「日本アルプスの中で一番つらい登り」と記したのが、黒戸尾根ルート。宗教登山時代に駒ヶ岳講が登拝に使った歴史ある登山道ですが、日本三大急登に…
山梨県北杜市、甲斐駒ヶ岳の表登山道で甲斐駒ヶ岳を『日本百名山』に選定した深田久弥も「日本アルプスの中で一番つらい登り」と記したのが、黒戸尾根ルート。宗教登山時代に駒ヶ岳講が登拝に使った歴史ある登山道ですが、日本三大急登に…
南アルプス(赤石山脈)北部、山梨県北杜市と長野県伊那市にまたがる、標高2967mの秀峰が、甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)。正式名は駒ヶ岳ですが、山梨県側からの印象的な眺めと、黒戸尾根というメインの登山道で、甲斐駒ヶ岳と通称…
標高3000m以上の高峰は、日本国内に23座(国土地理院・日本の山岳標高一覧による)。独立峰の富士山、御嶽山(おんたけさん)を除けば、南アルプスに北岳など11座、北アルプスに奥穂高岳など11座を数えます。中央アルプスは最…
静岡県(静岡市葵区)と長野県(飯田市)の県境、南アルプス(赤石山脈)南部の高峰が聖岳(ひじりだけ)。前聖岳(3013m)と奥聖岳(2978.7m)の総称が聖岳で、南の聖平小屋への途中の尾根に小聖岳と通称される2662mの…
静岡県(静岡市葵区)と長野県(下伊那郡大鹿村)の境、南アルプス(赤石山脈)南部、荒川三山の内うちもっとの西の赤石岳寄りにあるのが前岳(荒川岳)。標高3068m、東の中岳(3083.7m)との東斜面にはカール(圏谷)も発達…
長野県(伊那市)と静岡県(静岡市葵区)にまたがる南アルプス(赤石山脈)主稜線の山が塩見岳。山名の由来は諸説ありますが、鳳凰三山などと同様に山頂から駿河湾を眺望することだと推測できます。標高は3052mで、北に仙塩尾根で仙…
山梨県(南アルプス市)と長野県(伊那市)の県境、南アルプス(赤石山脈)北部の名峰が、仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)。仙丈ヶ岳(3032.9m)を主峰に、北に小仙丈ヶ岳(2864m)、南に大仙丈ヶ岳(2975m)を従え、発達…
山梨県(南巨摩郡早川町)と静岡県(静岡市葵区)の境、白峰三山の一座・農鳥岳(のうとりだけ/3025.9m)の北西にあるのが西農鳥岳。南アルプス(赤石山脈)の大井川源流部に連なる日本最高標高の山並みの一座で、標高は農鳥岳よ…
静岡県(静岡市葵区)と長野県(下伊那郡大鹿村)の県境にまたがる、南アルプス(赤石山脈)の深部に位置する高嶺が赤石岳(あかいしだけ)。深田久弥の『日本百名山』にも選定の山で、標高3120.5m、南アルプス第4位、日本国第7…
静岡県静岡市葵区、南アルプス(赤石山脈)の荒川三山(前岳、中岳、悪沢岳=荒川岳と総称)のうち、最東端にあるのが悪沢岳(荒川東岳)。標高3141mで、南アルプスでは北岳、間ノ岳についで3番目、日本アルプス全体でも標高6位の…
静岡市葵区の安倍川源流・安倍奥、大谷嶺(おおやれい)の南斜面にある大崩壊が大谷崩(おおやくずれ)。宝永4年10月4日(1707年10月28日)の宝永地震による山体崩壊で生まれた巨大な崩壊地で、稗田山崩れ(長野県小谷村)、…
静岡県静岡市葵区、南アルプスを源流とする大井川に築かれた堤高125mの中空重力式コンクリートダムが畑薙第一ダム。その美しいダム湖が畑薙湖(はたなぎこ)です。中部電力の発電用ダムで、畑薙湖が畑薙第一発電所の上池として機能し…
富士山、北岳に次ぎ日本第3位の高峰が、南アルプスの間ノ岳(あいのだけ)で標高3190m(奥穂高岳も同じ標高で第3位)。山梨県南アルプス市、早川町、そして静岡県静岡市の3市町村の境界で、静岡県の最北端にもなっています。北の北岳、南の農鳥岳(のうとりだけ)と合わせて、白峰三山(白根三山)と呼ばれています。
標高3193m、富士山に次ぐ日本第二の高峰が、南アルプスの北岳(山梨県南アルプス市)。北岳から南に続く間ノ岳(あいのだけ/3189.5m)、農鳥岳(のうとりだけ/3025.9m)と白峰三山(しらねさんざん)を形成、南アルプスの人気の縦走路となっています。