太宰府天満宮
延喜元年(901年)、藤原時平らの陰謀によって右大臣から大宰府(だざいふ)の権帥(ごんのそち)に左遷させられた菅原道真は、延喜3年(903年)年2月25日、大宰府の南館(現・榎社)で没しています。その墓所に建てられたのが…
延喜元年(901年)、藤原時平らの陰謀によって右大臣から大宰府(だざいふ)の権帥(ごんのそち)に左遷させられた菅原道真は、延喜3年(903年)年2月25日、大宰府の南館(現・榎社)で没しています。その墓所に建てられたのが…
戒壇(かいだん)とは僧が守らなければならない規律で、戒を受けなければ正式に僧尼になることはできません。5度の渡航に失敗し盲目となりつつも戒壇を日本に伝えたのは唐僧・鑑真(がんじん)。天平勝宝5年(753年)12月20日に…
筑紫で崩御した母・斉明天皇追悼のために天智天皇が創建したという九州屈指の古刹。746(天正18)年造営で、761(天平宝字5)年には戒を授ける(正式に僧になるために必要な儀式)寺として東大寺、下野薬師寺とともに「天下三戒…
天智天皇(てんじてんのう)が約1300年前に九州の政治の中心として創建した役所が大宰府政庁(だざいふせいちょう)。奈良から平安時代にかけて九州を治め、わが国の西の守りとしての防衛を、また外国との交渉の窓口として重要な役割…
筑前国分寺の北東200mに位置する、8世紀中頃につくられた古代の瓦窯跡。741(天平13)年に出された聖武天皇の「国分寺・国分尼寺建立の詔」により、後に造営された筑前国分寺の屋根瓦を焼くために造られたと推測される瓦窯の跡…
大宰府政庁跡の北西に位置する、四天王寺山の麓にある奈良時代創建の筑前国の国分寺跡。聖武天皇が仏教による国家鎮護のため、全国各地に建立した国分僧寺(金光明四天王護国之寺/こんこうみょうしてんのうごこくのてら)のひとつが筑前…