岡城・下原門跡
大分県竹田市、天神山に築かれた岡藩の藩庁が、岡城(豊後竹田城)。追手側、玄関門となる大手門に対し、搦手(からめて=裏口)にあたるのが下原門(しもばるもん)。下原門跡の石垣のみが現存しています。中川秀成(なかがわひでしげ)…
大分県竹田市、天神山に築かれた岡藩の藩庁が、岡城(豊後竹田城)。追手側、玄関門となる大手門に対し、搦手(からめて=裏口)にあたるのが下原門(しもばるもん)。下原門跡の石垣のみが現存しています。中川秀成(なかがわひでしげ)…
愛知県名古屋市中区、国の特別史跡、そして日本三名城にも数えられる名古屋城。本丸の東側、搦手(からめて=裏口)にあたるの門の跡が、本丸東一之門跡。外側の東二之門とともに枡形門を形成していていましたが、昭和20年の空襲で、天…
大分県臼杵市にある臼杵城に現存する往時の櫓のひとつが、卯寅口門脇櫓(うとのぐちもんわきやぐら)。本丸奥に鎮座する卯寅稲荷神社近くに建つ二重櫓で、卯寅口を見下ろす監視櫓。卯寅口は城の搦手(からめて=裏門)にあたり、緊急時に…
「日本100名城」に選定される宇和島城に現存する藩政時代の遺構は、天守と上り立ち門のみ。上り立ち門は、現在、国道56号に面した城山南側の登城口となっていますが、藩政時代には搦手筋(からめてすじ=裏門側)に位置し、門の前に…
宝永4年(1707年)に完成した門で、平戸城では唯一現存する門が北虎口門。二の丸の搦手(からめて=裏側)を守る北虎口門ですが、山鹿流築城法で縄張りされた際に、隣接する地蔵坂櫓(昭和の復興)とともに北側に移動しています。乾…
姫路城の搦手(からめて=裏側)の最後を守る門が「との一門」。切妻造りの楼門で、延長20mに及ぶ「との一門東方土塀」とともに国の重要文化財に指定。「との一門」は、木の地肌を活かした素木造り(しらきづくり)の門で、近世城郭以…
松山城本丸の搦手(からめて=裏口)に位置するのが乾門(いぬいもん)。乾とは方角を表す言葉で、北西の意。乾櫓と乾門東続櫓に守られるような構造で、搦手の門の中で、最も重要な門となっています。かつては、乾門の前に乾一の門があり…
高知城本丸の搦め手(裏側)の防備を固めた門が黒鉄門(くろがねもん)。入母屋造り、本瓦葺きの楼門で国の重要文化財。外観上は漆喰塗の壁が見あたらず、柱、門扉などに多数の小鉄板が打ちつけ、すべて板張りで黒く塗られているので黒鉄…