帰真園
東京都世田谷区玉川1丁目、多摩川の河畔、多摩川堤沿いにある二子玉川公園に整備された1760坪の回遊式日本庭園が、帰真園(きしんえん)。多摩川の「真の自然に回帰する」の意で、帰真園と命名されたもの。多摩川に見立てた水辺のほ…
東京都世田谷区玉川1丁目、多摩川の河畔、多摩川堤沿いにある二子玉川公園に整備された1760坪の回遊式日本庭園が、帰真園(きしんえん)。多摩川の「真の自然に回帰する」の意で、帰真園と命名されたもの。多摩川に見立てた水辺のほ…
静岡県静岡市葵区大岩本町、賤機山の東麓、麻機街道(あさはたかいどう)沿いにある都市公園が、城北公園。静岡大学の跡地を利用した公園で、美しい日本庭園と直径19mの花時計、水の広場、花木園、静岡市立中央図書館などがあり、晴れ…
東京都立川市、国営昭和記念公園の日本庭園内にあるのが、盆栽苑。庭門を入ると内部には所狭しと見事な盆栽が展示されています。平成16年11月3日、日本初の国営盆栽展示施設としてオープンしたもので、日本で最もレベルと格調の高い…
千葉県柏市柏の葉にある千葉県立の広大な都市公園が千葉県立柏の葉公園。45haの敷地に、池が配され季節の花が植栽される緑地公園です。池泉回遊式の牧ノ原園(日本庭園)、バラ園、大型アスレチック遊具の「冒険のトリデ」、桜の広場…
茨城県つくば市天久保にある3.8haの都市公園が松見公園。筑波大学キャンパスや、研究機関などに囲まれたなか、日本庭園(池泉回遊式庭園)が配され、さらに松見公園展望塔が建つというユニークな公園です。鯉が群れる池の周囲には東…
昭和42年に平城宮東張出し部の南東隅に発見された庭園跡。『続日本紀』に記される平城宮の「東院」にあたることから東院庭園と名付けられました。発掘調査の結果、東西80m×南北100mの敷地のなかに洲浜敷の池が設けられ、その周…
中海に浮かぶ大根島(松江市)は江戸時代、遠州(静岡県)の秋葉山からボタンを移植し、以後山陰一のボタンの産地となった場所。日本庭園由志園はその大根島にある1万坪という広大な日本庭園。ゴールデンウィーク頃には250種・2万本…
【2018年10月8日に閉館しました】 米国ボストン美術館と姉妹提携する美術館。4階のボストンギャラリーでは、ボストン美術館の多様なコレクションから魅力的なテーマを選び、年2回の展覧会を開催。5階のオープンギャラリーでは…
東京にある大名庭園は、東京とりっぷ取材班の調べで全23。実は、ひょっとするとという候補がほかにもありますが、(池が大名庭園時代と同じ位置にあるなど)確定しているのは23ヶ所にすぎません。その23庭園を、取材班が「お気に入…
東京の大名庭園は『東京とりっぷ』『ニッポン旅マガジン』取材班の調査では、目下、確定しているのが23庭園あります。そのうち、別に紹介した「必踏5庭園」を除く新宿区、文京区、台東区、墨田区に現存する大名庭園は9庭園。意外に新…
東京の大名庭園で、別に「必踏五大庭園」を紹介していますが、東京には大名庭園をルーツとする公園・庭園がまだまだ各地に残されています。『東京とりっぷ』取材班の調べでも残り18庭園が、確実に大名庭園の名残を示す庭園です。千代田…
江戸時代の江戸の町(現在の東京都心)は、7割が武家の土地。なかでも面積の半分を占めていたのが、大名屋敷です。大名屋敷には競って大名庭園が築かれ、その数は数百とも、1000ともいわれています。現存する大名庭園はらしきものを…
近水園(おみずえん)は、関ヶ原の合戦後、備中足守に所領替えとなった藩主・木下氏の庭園。足守川の水を引き入れた遠州流の池泉回遊式庭園で、江戸初期の大名庭園らしい風情が感じられるのが特徴。岡山後楽園のある岡山市内にあるので、…
幕末の名君として知られる第9代水戸藩主・徳川斉昭(とくがわなりあき)が天保13年(1842年)に民衆とともに楽しむために造園した庭園。100品種3000本にも及ぶ梅林が圧巻。開花期も長く、2月中旬〜3月まで美しい梅の花が…
中世の豪族の館に始まり、江戸時代は高松藩松平家の下屋敷、明治時代は旧陸海軍の火薬庫、大正時代からは皇室の御料地(白金御料地)と、長い間人が立ち入らない状態が続いたために残った貴重な自然。昭和24年、自然保護のため天然記念…
熊本藩主・細川家の下屋敷があったところで、屋敷や回遊式の庭園が整備されました。その大名庭園の東庭園部分が現在の戸越公園。江戸時代以降、所有者も転々と変わっていますが、大名庭園の池泉の雰囲気は残されています。