平城宮跡・東院庭園

昭和42年に平城宮東張出し部の南東隅に発見された庭園跡。『続日本紀』に記される平城宮の「東院」にあたることから東院庭園と名付けられました。発掘調査の結果、東西80m×南北100mの敷地のなかに洲浜敷の池が設けられ、その周囲に建物が配されていたことが判明。復原整備が進み、平城宮内で営まれた宴遊空間が再現されています。

日本庭園の原型となった庭をじっくりと鑑賞

「東宮」とも呼ばれた、平城宮東張出し部は、称徳天皇(孝謙天皇が皇位に復帰した後の名前)の時代に「東院玉殿」が建築され、宴会や儀式の場となりました。

日本庭園の原型ともいえる貴重な遺跡で、地下に残っている遺構は温存し、盛り土した上に奈良時代の洲浜を再現するなどの庭園の復原が行なわれています。

池の西岸中央には、宴会や儀式の際に中心となった東院庭園の「正殿」や反橋も復原。

池の周辺の植生は、池の堆積土から採取した植物遺体(枝葉、種子、花粉など)を分析した結果を活かし、アカマツ、ヒノキ、ウメ、モモ、センダン、アラカシ、ヤナギ、サクラ、ツバキ、ツツジが植栽されています。

平城宮跡は、国の特別史跡、さらには世界遺産「古都奈良の文化財」に登録されるほか、平城宮東院庭園は国の特別名勝になっています。

平城宮跡・東院庭園 DATA

名称 平城宮跡・東院庭園/へいじょうきゅうせき・とういんていえん
HEIJO PALACE,East Palace Garden“Toin”(Eastern precinct)
所在地 奈良県奈良市法華寺町
関連HP 奈良文化財研究所公式ホームページ
電車・バスで 近鉄奈良線・京都線新大宮駅から徒歩15分
ドライブで 京奈和自動車道木津ICから約7.5km
駐車場 70台/無料
問い合わせ 奈良文化財研究所TEL:0742-30-6753
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

平城宮跡

2017年11月21日

平城宮跡・朱雀門

2017年11月21日

 

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