見沼代用水
利根川から取水し、享保13年(1728年)に完成した農業用水が見沼代用水。現在も利根大堰で取水し、埼玉県行田市、さいたま市、川口市など14市2町、85kmの農業用水路が流れています。埼玉県・東京都の葛西用水路、愛知県の明…
利根川から取水し、享保13年(1728年)に完成した農業用水が見沼代用水。現在も利根大堰で取水し、埼玉県行田市、さいたま市、川口市など14市2町、85kmの農業用水路が流れています。埼玉県・東京都の葛西用水路、愛知県の明…
愛知県豊田市水源町で、矢作川から取水し、岡崎市、安城市、西尾市、碧南市、高浜市、刈谷市、知立市に水を供給する近代農業用水が明治用水。明治13年に完成した用水は、農林水産省の疏水百選、国際かんがい排水委員会(ICID)の世…
埼玉県熊谷市などを流れる農業用水路、備前渠用水路(びぜんきょようすいろ)は、徳川幕府の命で開削した埼玉県最古の用水路。慶長9年(1604年)、関東郡代・伊奈忠次(いなただつぐ)が開削したもの。農林水産省の疏水百選、国際か…
茨城県つくばみらい市北山にある小貝川の堰が福岡堰(ふくおかぜき)。同じ小貝川の岡堰(取手市)、豊田堰(龍ケ崎市)とともに関東三大堰のひとつで、農林水産省による疏水百選にも選定。一帯2.7haは、福岡堰さくら公園として整備…
群馬県甘楽町小幡を流れる雄川堰は、標高1370mの稲含山を水源とする雄川の中流部、厳島地区から取水し、武家屋敷の生活用水にもなった水路。現存する用水は慶応元年(1865年)に築かれたもので、環境省の「名水百選」、農林水産…
水利が悪く不毛の大地だった郡山の安積原野(あさかげんや)に猪苗代湖からの水を引いた明治時代の大事業で開削された用水が安積疏水(あさかそすい)。琵琶湖疏水(滋賀県、京都府)、那須疎水(栃木県)と並んで日本三大疎水にも数えら…
大野庄用水は、天正年間(1573年〜1591年)に完成した金沢でもっとも古い用水。前田利家の家臣・富永佐太郎が開削したと伝えられますが定かでありません。延長は約10.2kmで、灌漑、防火、融雪、物資運搬、防御などのために…