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第44回高岡万葉まつり|2024

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2024年10月4日(金)~10月6日(日)、富山県高岡市の高岡古城公園で『第44回高岡万葉まつり「万葉集 全20巻朗唱の会」』。万葉歌人として名高い大伴家持(おおとものやかもち)ゆかりの地(5年の間、越中国の国守として在任)にふさわしく、豊かに残る万葉ロマンを現代に伝えるイベント。

2000人を超える人々が3昼夜かけて「万葉集」20巻を歌い継ぐ!

万葉集全20巻朗唱の会 プロモーション動画

高岡古城公園の濠に設けられた中の島特設水上舞台で、万葉集全20巻4516首を2000人を超える人々が3昼夜かけて歌い継ぐ「万葉集全20巻朗唱の会」のほか、芸能発表(中の島特設水上舞台)、万葉茶会(高岡古城公園)、高岡版「梅花の宴」、万葉故地めぐり日帰りの旅(バスツアー)など、「万葉のふるさと高岡」ならではの多彩なイベントが開催されます。

第35回万葉集全20巻朗唱の会
10月4日(金)9:30〜20:00=巻1〜巻4
10月4日(金)20:30〜10月5日(土)7:00=巻5〜巻9
10月5日(土)9:30〜20:00=巻10〜巻11
10月5日(土)20:30〜10月6日(日)7:00=巻12〜巻16
10月6日(日)9:30〜20:00=巻17〜巻20

高岡駅前広場には歌人大伴家持像が立ち、全国初の万葉集をテーマに据えた専門施設「高岡市万葉歴史館」 もありますが、大伴家持は、天平18年(746年)に越中国国守に任ぜられ、この地に赴任。
高岡市伏木気象資料館(高岡市伏木古国府)が国司館跡と推測されています。

大伴家持が国司として滞在した越中国(富山県)

万葉集全20巻4516首のうち、作者の判明している歌ベスト5は、大伴家持(473首)、柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ/91首)、大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ/84首)、山上憶良(やまのうえのおくら/76首)、大伴旅人(おおとものたびと/71首)となっています。
大伴家持の詠んだ473首のうち、なんと223首が越中国(富山県)で。

大納言・大伴旅人の子である大伴家持は、天平18年(746年)6月に2代目の越中守(越中国の国司)として現在の高岡市に赴任し(8月に着任)、天平勝宝3年(751年)7月少納言に任ぜられて帰京するまで5年ほど滞在しています。
『万葉集』と王朝和歌との過渡期に位置する歌人として高く評価される大伴家持の歌風は、自然豊かな越中国在任中に生まれたといえるのです。

伏木気象資料館前に置かれた越中国国守館跡の碑。ここに大伴家持が暮らしていた
二上山にある大伴家持像
第44回高岡万葉まつり|2024
開催日2024年10月4日(金)~10月6日(日)/毎年10月第1金・土・日曜
所在地富山県高岡市古城1-6
場所高岡古城公園(中の島特設水上舞台ほか)
関連HP高岡市観光協会公式ホームページ
電車・バスであいの風とやま鉄道高岡駅から徒歩10分
ドライブで北陸自動車道小杉ICから約10km、能越自動車道高岡ICから約5km
駐車場130台(小竹藪駐車場80台、北口駐車場50台)/無料、土・日曜、祝日は高岡市職員駐車場・文化の森駐車場が利用可能
問い合わせ高岡市観光交流課 TEL:0766-20-1301/FAX:0766-20-1496
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

高岡城(高岡古城公園)

富山城に隠居した加賀藩2代藩主・前田利長が1609(慶長14)年築城した高岡城の城址。隠居城として使われたのは短期間で1615(慶長20)年の一国一城令で廃城となっています。「日本100名城」にも富山県で唯一選ばれ、日本さくら名所100選、

 

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