日本一の「もぐら駅」土合駅に30分停車する臨時特急「谷川岳もぐら」運転!|2025

2025年5月24日(土)〜6月21日(土)の間の各土曜、JR東日本は高崎線・上越線(大宮駅〜越後湯沢駅)に臨時特急「谷川岳もぐら」を運転。E257系5500番台5両編成で運転され、全車指定席。「谷川岳もぐら」という名前の通り30分間も停車します。帰路は上りループ線経由で「谷川岳ループ」となります。

上りはループ線経由で、臨時特急「谷川岳ループ」

E257系5500番台5両編成で運転

2024年9月にも運転され、好評だった臨時特急「谷川岳もぐら」。
下りの「谷川岳もぐら」は、大宮駅7:48発と前回に比べてかなり早くなり、越後湯沢駅に11:01着。
苗場などに宿泊するなど、1泊2日旅行の往路に使うこともできるようになりました。
上りのは「谷川岳ループ」は、越後湯沢駅15:25発、大宮駅18:24着なので、越後湯沢で少し遊んで、日帰りプランもOKです。

土合駅の下り線(越後湯沢駅方面)のホーム(単式1面1線=実質的なホーム有効長は6両分)は新清水トンネル内の地下82mで、地上の駅舎から486段の階段(土合駅構内土合斜坑として土木遺産に認定)を10分ほどかけて下りないと到達できないため、「谷川岳もぐら」を利用すれば、のんびりとトンネル駅を探勝できることに。

地上の駅舎(無人駅です)を往復しようと試みると、階段の上り下りに費やし、出発ギリギリの時間になるので注意が必要。

年間を通じて気温が15度と一定なので、30分間ホームにいると上着が欲しくなります。
1日平均乗車人員は20人前後なので、ホームにいる人は、「谷川岳もぐら」の人だけでしょう。

ちなみに上越線は、下り線は昭和42年9月28日に新清水トンネル開通による複線化で誕生したルートで、トンネル内の下りホームが運用開始。
上り線は上越国境の山越えを群馬県側と、新潟県側ふたつのループ線と「国境の長いトンネル」(川端康成『雪国』)・清水トンネルで克服しているので、土合駅は地上にあります(昭和6年9月1日、上越線開通時に信号場として開設)。
上り線が地上駅、下り線が地下駅(モグラ駅)で、下り線のホームと駅舎(普段は無人駅)は462段の階段で結ばれています。

日本一の「もぐら駅」土合駅に30分停車する臨時特急「谷川岳もぐら」運転!|2025
開催日時 2025年5月24日(土)〜6月21日(土)の間の土曜
所在地 群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽
場所 土合駅
関連HP JR東日本公式ホームページ
ドライブで 関越自動車道水上ICから約12km
駐車場 谷川岳ベースプラザ駐車場(1500台/有料、年末年始を除く12月〜4月は平日無料)、谷川岳インフォメーションセンター駐車場
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
土合駅

土合駅

群馬県みなかみ町湯檜曽(ゆびそ)にあるJR東日本上越線の駅が土合駅(どあいえき)。下り線は、地上にある駅舎から地下に10分ほど階段を下ってようやくホームという「日本一のモグラ駅」として有名。かつては谷川岳の登山口として登山客で賑わった駅です

 

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