東京都八丈町樫立、八丈島の南部、樫立地区の海岸線にあるのが、黒砂砂丘(六日ヶ原砂丘)。正式名は六日ヶ原砂丘ですが、黒砂に覆われているので、黒砂砂丘、あるいは単に黒砂と呼ばれています。海底火山の噴火で降り積もった黒砂(スコリア)の砂丘で、断崖の上に砂丘という珍しい地形です。
八丈島の奇観! 100mもの断崖の上にある黒砂の砂丘
奈古ノ鼻、大神子へと突き出す、標高233.9mのピークの西側(海岸側)斜面が黒砂砂丘(六日ヶ原砂丘)で、海岸部は高さ100mの断崖に。
水中火山の噴火で降り積もった黒砂(スコリア)の砂丘で、断崖の上に砂丘という珍しい地形です。
国土地理院の2万5000分の1地形図には残念ながら砂丘としての記載はありません。
八丈一周道路・東京都道215号(八丈循環線)の樫立集落西入口で、黒砂砂丘の表示で海岸側への脇道(整備された舗装道路)へ入り、少し走った三島神社(樫立)南側(道路から神社は見えません)あたりで黒島砂丘の表示のある広場(駐車場)があり、ここに車を駐めて、海岸方面へと続く道を歩きます(地形図に道が表示されています)。
過去には、黒砂砂丘手前で道が崩落、荒廃したこともあるので、現地の状況を確認の上、探勝を(かつては砂丘の手前まで車で進入できました)。
黒砂砂丘周辺から海を見ると、波静かな日で運が良ければクジラの潮吹きを確認できることも。
黒砂砂丘(六日ヶ原砂丘) | |
名称 | 黒砂砂丘(六日ヶ原砂丘)/くろすなさきゅう(むいかがはらさきゅう) |
所在地 | 東京都八丈町樫立 |
ドライブで | 八重根港から約5km。底土港から約8km。八丈島空港から約6km |
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